伊勢新聞
伊勢新聞(いせしんぶん)は、伊勢新聞社(いせしんぶんしゃ)が発行している三重県の県紙。名称は「伊勢」であるが旧伊勢国のみではなくあくまで県紙である。同一題字としては日本最古の日刊新聞である。共同通信社および日本新聞協会に加盟。 概要1878年(明治11年)1月17日、松本宗一によって創刊された。西南戦争の翌年ということもあり、不平士族が中心であった[注 1]。社名は三重県の一部の旧国名である伊勢国に由来している[注 2]。 朝刊のみの発行で、夕刊はない。社員数は2021年2月末時点で45名と、地方紙の中では規模が小さく、県内シェアも中日新聞の後塵を拝している。記者不足を補完するため、ホームライターなる主婦を中心としたアルバイト記者を大量に採用している[注 3]。 自社が取材して編集した記事においては漢数字のままで、それ以外の記事は洋数字で表記している[注 4]。また、発行日の表記方法は「元号(西暦)」の順である[注 5]。 2001年に新聞紙面のレイアウトを日本新聞協会加盟社でいち早く12段化した。2011年に放送されたテレビドラマ『高校生レストラン』(日本テレビ)の原作本は当社が発行した[2][3]。 論調概ね保守的である。社説はないが、週に一度掲載される「論壇」などで政治的なテーマを扱う事がある。かつては 衆議院議員、民社党委員長を務めた塚本三郎のコラムも連載されていた。 2001年(平成13年)8月13日の小泉純一郎内閣総理大臣による靖国神社参拝を積極的に支持した[注 6]。2006年(平成18年)の教育基本法改定にも積極的な姿勢であった。 歴史![]()
事業所
紙面題字には、横棒が一本多い「新」の本字( 番組表最終面の番組表には中京広域圏の各局のうち、テレビ愛知以外の各局(NHK総合、NHK Eテレ、東海テレビ、CBCテレビ、メ〜テレ、中京テレビ)をフルサイズで掲載。また三重テレビとテレビ愛知をハーフサイズで掲載している。 なお、テレビ愛知[注 11]を除く各局には、アナログ放送終了前日の2011年(平成23年)7月23日までは名張、鳥羽、熊野の各中継局のチャンネルを併記していた。デジタル移行後は全県共通で各局ごとのプリセットID番号が統一されているため、中継局の記述は割愛されている。 中面は地域版見開き形式となっており、左のページ上段には中京広域圏のラジオ各局[注 12]、下段にはNHK Eテレのデジタル独自番組(サブチャンネル)を極小サイズ、WOWOWプライムと関西広域圏のうち、カンテレ、MBSテレビ、ABCテレビ、読売テレビの各テレビ局をハーフサイズにて、それぞれ掲載[注 13]。 右面はデジタル衛星各局(NHKのNHK BS、BSP4Kと在京キー局系BS)をハーフサイズで掲載している。なお、BSアナログ放送が実施されていた時期はNHKのBS2つとWOWOWはアナログ・デジタル重複掲載をしていた。 天気予報1面題字下に長年赤福提供による「まんが天気予報」というコーナーがあり、県内を北・中部、南部、伊賀の3地域に分けて、それぞれに赤福のCMキャラクターの「赤太郎」のイラストを挿入した天気が掲載されていたが、2007年(平成19年)10月12日には赤福の製造日不正表示が発覚し、翌日からしばらくは赤福がテレビCMを自粛した。このため「赤太郎」を登場させた天気予報は休載し、代わりに一般的な天気イラストのみを掲載した県内の天気を掲載したが、自粛期間中でありながら2008年(平成20年)1月5日の新聞で誤って「赤福提供」の天気予報を掲載してしまい、翌日の社告で訂正した。 上記のイラスト入り天気予報は、2017年(平成29年)4月1日より正式に復活したが、表題については「まんが天気予報」を用いず、3月31日まで使われていた「きょうの天気」をそのまま引き継いだ。また「赤太郎」のイラストについては、紙面のカラー化に合わせ、着色が施されたものになった。なお、「まんが天気予報」時代より天気図・気象衛星写真・概況・全国の天気予報は社会面に掲載されている。 地域版地域版は大きく3つのブロックに分かれており、それぞれ1ページずつ併載されている。
スポーツ欄スポーツ欄には津競艇、四日市競輪、松阪競輪、名古屋競馬、笠松競馬の出走表(予想つき)および結果が掲載されている。また土日には中央競馬のメインレースの出走表(馬柱つき)が掲載される。 連載販売
脚注注釈
出典
参考文献
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia