公文国際学園中等部・高等部
公文国際学園中等部・高等部(くもんこくさいがくえんちゅうとうぶ・こうとうぶ)は、神奈川県横浜市戸塚区にある私立学校。 全国私立寮制学校協議会加盟・参加校。公文教育研究会の創立者である公文公が創立した。運営者は学校法人公文学園である。完全中高一貫校で、高校からの募集は原則行っていない。 沿革
教育自由と自律を尊ぶ校風を特徴としており、制服はなく、いわゆる「校則」というものもないが、代わりに「生徒憲章」が存在する。また、校名の通り国際社会で活躍できる人材の育成が一つの柱となっており、帰国子女生徒の受け入れにも積極的である。寮が併設されており、全国各地から集まる学生が生活している他、新入生寮体験プログラムと称し、中1の4月 - 7月、9月 - 12月、のどちらか4ヶ月間、新入生は原則全員入寮する。2017年より任意参加になり、現在は、通学生のうち、3割程度が入寮している。入試は、160のち110名を国語-算数・国語-数学・国語-英語(A入試)にて募集する。残りの50名は国語、算数、理科、社会の四教科による試験で選抜される。
2009年(平成21年)度ジャパン・ジュニア(高校生の全国大会)でビーチバレーボール部が全国優勝した。 2016年(平成28年)、第14回日本ジュニア数学オリンピックで銅賞入賞、2017年(平成29年)には第29回アジア太平洋数学オリンピックで日本代表として優秀賞、第27回日本数学オリンピックでも優秀賞を受賞した。 2019年(令和元年)、数学甲子園2019【第12回全国数学選手権大会】で数学部が5位入賞。 行事
部活動同好会と部活動の違いは人数および実績であるが、同好会よりも部員が少ない部も存在する。
施設敷地内には、校舎、メディアセンター、図書館、グラウンド、ホール、アリーナ、室内プール、武道場、トレーニングルーム、部室棟、テニスコート、ビーチバレーコート、食堂、男子寮、女子寮がある。 校舎は地下4階、地上1階建てのイエローゾーン(ブルーゾーンとして扱われているが、イエローゾーン1階上にもフロアがあるため、実質的には地上2階)。2008年(平成20年)5月に新たな施設として公文毅記念講堂と普通教室を備えた地上1階、地下6階建てのグリーンゾーン、そして地上3階建てのブルーゾーンと3つある。 校舎は、階段状をした地下部分のイエローゾーンを主に中学1年 - 2年が、新設のグリーンゾーンを中学3年 - 高校1年が、地上部分のブルーゾーンを主に高校2年 - 3年が使用する。 校歌この校歌は、歌詞の中に一度も「公文国際学園」の校名が使われていない特徴的な校歌である。 交通アクセスJR東海道線・横須賀線・根岸線・湘南モノレール大船駅より神奈川中央交通が運行している以下の路線に乗車。
著名な関係者出身者
教職員等
公文国際学園中等部・高等部が舞台となった作品脚注関連項目外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia