岡山中学校・高等学校
![]() 岡山中学校・岡山高等学校(おかやまちゅうがっこう・おかやまこうとうがっこう、英: Okayama Junior & Senior High School)は、岡山県岡山市南区箕島に所在する、併設型の私立中学校・高等学校。略称は岡中高。 概要![]() 高等学校においては、中学校から入学した内部進学の生徒と、高等学校から入学した外部進学の生徒とを第1学年から混合してクラスを編成する、併設型中高一貫教育校(内外混合クラス)。 男女共学の中高一貫教育校であり、寄宿(寮)制の学校として全国私立寮制学校協議会に加盟している。 男子校であった、開設当初の教育方針は「知・徳・体」とされたが、その後現在の教育方針「人に優しく 己に厳しく 勉強はたゆみなく」に変更された。 建学(設立)の理念
教育方針教育目標
校訓
沿革略歴1982年(昭和57年)、岡山中学校は学校法人関西学園により設置され、開校。 1985年、岡山高等学校が開校し、1988年に初の卒業生を送り出す。1997年には男女共学となる。 開校時は校舎やグランド、寮棟しか無かったが、1985年の体育館の竣工を皮切りに、テニスコートや購買部が整備される。1987年、関西学園の創立100周年を記念し、寮の敷地の一角にチャイム塔が建設される。 共学化後の2004年に、茶室などの設備が設けられた。2013年、ロビーに「イートンホール」が誕生。高等学校1年生が修学旅行の際に訪れるイギリスのイートン校を模倣した形になっており、生徒達の両校の交流を深める目的で建設された。 年表
基礎データ所在地
アクセス
スクールバススクールバスは中庄コースしかなかったが、2015年4月からは北長瀬便・水島便を新設し、2018年4月からは倉敷便・イーストライナー・ノースライナーを新設。2019年からはウエストライナー(旧倉敷便)を新設[2]。
ライナー
象徴制服ピーター・マッカーサー社製のオリジナル・タータンチェック柄を採用[3]。 設置する課程、学科、コース及び定員コース・クラス全日制課程普通科並びに中学校にはコース制が導入されており、以下の共通のコースが設置されている[4]。
高校2年生で文理別のクラス編成を行う。 中学・高校では、担任1人に副担任1人がつくという形態でクラスを統括し、また、各学年の学年団については、各教科の教師をバランスよく配置した編成を行う。 生徒募集中学の募集人員は、東大医学部コースは20人、難関大コースは115人の合計135人である[5]。高校の募集定員は100人程度であり、併設の岡山中学校からの内部進学者を含め160人である[4]。 教育課程高校1年生で理科・社会科の選択科目を選択する。文系は、物理を選択出来ず、生物または化学を選択、理系は生物または物理を選択し、化学が選択必修となる。日本史または地理を選択。 学校行事中学1年生の夏に鳥取県に水泳研修に行き、中学2年生では職場体験に行く。中学3年生では尼崎市立美方高原自然の家に行き、冒険合宿を行う。中学の東大医学部コースでは年に1回2泊3日の合宿を行う。高校2年生では学習合宿に行く。 桃山祭文化祭は、学校が桃山台に所在することから「桃山祭」と称される。2日間あり、前日は学校関係者(保護者など)、2日目は一般公開される。パンやおむすびなどの食べ物もある。 体育大会岡山ドームにて体育大会を開催する。体操の隊形への開き方が特徴的で、伝統となっている。全校生徒が赤・黄・青の3つの色に分かれて開催する。 イギリスパブリックスクール語学研修イートン校・ハロウ校・モーバン校・において約3週間にわたり行われる語学研修。毎年夏期休暇中に、生徒約40名が参加し、イギリス英語と英国伝統文化に触れる異文化体験を行う。寮生活の中で自立心を身につけ、実戦的なコミュニケーションを体験し、参加生徒が事前に準備したことを英語で発表する等、の内容である。 部活動・同好会活動体育部文化部同好会中高関係者と組織中高関係者組織中高関係者一覧著名な出身者政治経済メディア学術施設教育寮みしま男子生徒のみ入ることのできる学生寮である。現在は、岡山市以東(兵庫県・大阪府・京都府)の生徒が多く、倉敷市以西、津山市以北からの通学者は少ない。 寮生の増加に伴い、学校北側の山を切り崩し、寮棟を増設した。寮棟の増設が間に合わず、岡山市南区当新田の朝日塾幼稚園の建物を借用して中学寮とし、バス送迎で対応していた時期もあった。次第に岡山県内居住の生徒の割合が増えるに伴い、寮は段階的に縮小され、解体または転用された。 対外関係姉妹校・兄弟校脚注出典
関連項目外部リンク
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