北海道ファミリーマート
株式会社北海道ファミリーマート(ほっかいどうファミリーマート)は、かつて存在したファミリーマートの北海道地域運営会社。2016年3月1日にファミリーマートへ会社分割の形で事業譲渡した。 概要丸ヨ西尾(現セイコーフレッシュフーズ)は、ファミリーマートの筆頭株主である伊藤忠商事と従前から資本関係にあり、北海道に進出していなかったファミリーマートとはDVD仕入れや歳暮商品取り扱いなどで提携関係にあった。それゆえ、道内でコンビニチェーン店舗数シェア第1位(2006年(平成18年)9月時点)[1]を有するセイコーマートとの兼ね合いから、ファミリーマートの道内進出は最後まで手付かずであった。 2006年、ファミリーマートの全国出店構想に基づき、丸ヨ西尾が51%出資し主導権を握る[2]合弁によって北海道ファミリーマート(初代)を設立。道内におけるエリアフランチャイズが実現した。会社設立から半年後の同年7月に、第1号店として「ファミリーマート札幌本町1条店」を札幌市東区にオープン。これをもって、ファミリーマートは、1997年のローソンに次ぐ2番目の全都道府県出店を達成した。当初、3年以内に札幌圏を中心に50店の出店を予定していた。しかし2015年3月26日、ファミリーマートはセイコーフレッシュフーズとの間で、北海道ファミリーマートにかかわる合弁契約を解消したと発表。全75店舗のうち27店舗をセイコーマートへ譲渡し[3][2]、同社店舗に転換された[4]。7月1日には新設分割で北海道ファミリーマート(2代目)が設立された[5]。2代目となる北海道ファミリーマートはファミリーマートの完全子会社であった。 2016年3月1日、北海道ファミリーマートは親会社のファミリーマートを継承会社とした会社分割により、北海道ファミリーマートのコンビニエンスストア事業を事業譲渡した[6][7][8]。これにより、ファミリーマートは北海道ディストリクト(北海道における事業部署)を新設した[9]。 沿革店舗ギャラリー店舗サービス商品や決済など対応サービスはファミリーマートを参照。一部、北海道オリジナル商品が発売される。
出典
外部リンク
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