北海道警察釧路方面本部
北海道警察釧路方面本部(ほっかいどうけいさつくしろほうめんほんぶ、英語:Hokkaido Kushiro Area Police Headquarters )は、北海道警察の方面本部の一つである。 北海道の東部に位置する釧路地方(くしろ)・根室地方(ねむろ)および十勝地方(とかち)の全域を管轄し、北海道釧路方面公安委員会の管理に服する。 公安委員会の下に本部を置く方式は都道府県警察と同様で、方面本部長の階級は警視長である。 所在地
釧路市は2025年(令和7年)3月10日開催の同市議会定例会の民生福祉常任委員会で、釧路方面本部総合庁舎の移転候補地の同市消防訓練場(同市愛国)について、総面積約2万平方メートルの約6割(約1.2万平方メートル)を道警に売却予定と明らかにした[3]。 沿革北海道開拓は、明治政府の開拓使により函館・札幌・根室を皮切りに始まった。当初は警察組織自体が存在せず、その後も開拓の度合いにより地域において警察署および分署の設置が行われて、その過程で方面本部という組織が設置された。 現在の釧路方面管内においては、1875年(明治8年)9月に根室支庁直轄の「根室邏卒屯所」が設置されて5人の「邏卒」が配置されたのが最古と思われる。また、釧路においては三県一局時代の下の根室県で1883年(明治16年)2月に置かれた厚岸警察署釧路分署が最古と思われる。
組織
※1995年(平成7年)4月に設置された釧路機動警察隊は、各係の機能強化のため2020年(令和2年)4月の組織改編に伴い廃止された[10]。なお、同時に設置された十勝機動警察隊は、引き続き執行隊として活動している。
管轄する警察署10警察署 関連項目
脚注
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia