千葉市花の美術館
BOTANICA MUSEUM(ボタニカミュージアム英:BOTANICA Museum)は、千葉県千葉市美浜区(稲毛海浜公園内)にある美術館。植物園としての性格を併せ持ち、館内・屋外庭園合わせて約48000株[1]の草花が植えられている。 概要1995年8月25日から10月22日にかけて開催された、第12回全国都市緑化ちばフェアのテーマ館「花の美術館」として開設。緑化フェア閉幕後の1996年4月2日に、千葉市の緑化啓発の拠点として再開館した[2]。温室棟、展示棟、休憩棟と、屋外の前庭、中庭、後庭などで構成され、あわせて約1600種、48000株の植物が植栽されている。 温室には、熱帯、亜熱帯植物が育ち、展示棟では室内花壇の他に花に関連した多彩な活動が行われ、企画展示、講習会の開催や園芸相談も受け付けている[3]。 2011年3月11日に発生した東日本大震災[4]で被害を受け一時閉鎖されたが、後庭のローズガーデンの部分オープンを経て、9月16日に再開した[5]。 2013年1月、命名権を三陽メディア株式会社が3年間の契約で取得し、「三陽メディアフラワーミュージアム」の新名称が使われることとなった[6]。ネーミング・ライツの期間が終了し、2021年4月1日、「千葉市花の美術館」に戻る[7]。
2025年3月29日、「BOTANICA MUSEUM」としてリニューアルオープン。 施設アトリウム・温室・休憩棟(レストラン)と、屋外の前庭・中庭・後庭・脇庭で構成され、このうち前庭・後庭・脇庭は無料で観覧できる。館内・屋外庭園合わせて約1600種、48000株[1]が植えられている。 アトリウム棟本施設は「自然という奇跡を思い出す場所」をコンセプトとし、3つの特徴を備えている。
フラワーアーティストの芸術性を注ぎ込み、見たことがない姿で花をはじめとする植物を作品として展示している。
観賞するだけではなく、匂いや音、さらには実際に触れるなどして、五感すべてで自然の魅力を感じ取ることができる。
頭に花を飾り立てることで自然と人が共生することの大切さを発信する「HANANINGEN]や、様々なワークショップ「HANA ASOBI」を試みている[8]。 温室熱帯・亜熱帯植物や、洋ランが栽培されている。 屋外庭園前庭にはポピーなどの一年草を中心に栽培されている。園路沿いに細長い花壇が設けられた脇庭を抜けると、バラ園がある後庭に出る。後庭には、団体利用者が雨天でも昼食をとれるようバンガローが設けられている。
施設情報営業情報(1)庭園 開園時間
(2)本館 開館時間
(3)定休日
(4)入館料金
夜間の営業について リニューアルに伴う新たな取り組みとして夜間の営業を開始した。 デジタルを駆使したライティング技術を生かして昼とは違う空間を演出している[8]。 バリアフリー花の美術館1F、稲毛記念館1F、稲毛民間航空記念館1F、他園内多数に車椅子トイレ完備。 園内はバリアフリー化されており、設備的には段差や傾斜などがほぼ解消され車椅子での利用が十分に配慮されている[9]。 交通公共交通機関鉄道バス
自動車高速道路一般道路駐車場
駐輪場オートバイ・自転車:無料 ギャラリー(千葉市花の美術館 2022年4月1日前)
脚注
関連項目外部リンク |
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