埼玉県立浦和第一女子高等学校
埼玉県立浦和第一女子高等学校(さいたまけんりつうらわだいいちじょしこうとうがっこう)は埼玉県さいたま市浦和区の高等学校[1]。スーパーサイエンスハイスクール指定校・スーパーグローバルハイスクール指定校。 概要当校では戦前から現在[いつ?]までナンバー名称を変更しておらず国内最後のナンバースクールとなっている。 県内最古の女子校として知られ(県内最古は県立浦和高校)、通称で、『浦和一女(うらわいちじょ)』もしくは『一女(いちじょ)』と呼ばれている。 偏差値は常に72~73の範囲で推移しており、これは公立の女子校としては日本一の高さである。2021年における東京大学への合格者数は6名となっており、県内の公立高校では、県立浦和高校、大宮高校に次いで3番目に多い[2]。1950年から2009年までの東京大学合格者は108名で、県立浦和高校、熊谷高校、県立川越高校、春日部高校に次いで県立高校では5番目に多い[3]。 学校周辺は旧浦和市の中でも高級住宅地として知られる岸町の邸宅街となっている。浦和駅から同校に向かう途中にある坂は「あひる坂」という名称で学校関係者・地域住民に呼ばれている。 男子校である浦和高校と対の存在となる女子校であるため、時に校名を「『浦和女子』に変更してはどうか」という意見が出る[誰によって?]ことがあるが、上述のような歴史的経緯により、校名の変更は現在[いつ?]まで特に議論されていない。他にナンバースクールが無いにも拘わらず、校名に「第一」の語が含まれている理由は、かつて『埼玉県立浦和第二女子高等学校』が存在したためである(1948年-1950年)。この浦和第二女子高校は1950年に共学化され、埼玉県立浦和西高等学校に改称したため、現在[いつ?]は第一である当校のみしか存在しない。したがって、「第一」の語は歴史的経緯による伝統として遺されたに過ぎず、県内最古の女子校であることや、県内の女子校の最高峰であることを意味するものではない。 年表
課程教育方針教育目標同校の教育は、教育基本法と学校教育法にしたがい、健全な心身と豊かな個性をもち、真に平和な文化国家の発展に役立つ公民としての資質を養成することを目標とする。 指導方針
進路実績難関大学への合格実績が高い。以下は平成28年度入試結果。 【平成28年度卒業生400名】
学校行事年に2回開催されるスポーツ大会、水泳大会、一女祭(体育祭・文化祭)など学校行事も盛ん。卒業式ではベートーヴェンの第九(歓喜の歌)を原語で歌う。 校歌野上彰作詞、高田三郎作曲。歌詞は4番まであり、四季を通して学生生活をうたっている。メロディーは優しく、女子高らしい雰囲気である。女声2部合唱で、行事などでは生徒はソプラノ・アルト好きなパートを歌う。昭和31年2月に新校歌として制定。 クラブ活動クラブ活動は、体育会系と文化系とそれぞれがある。体育会系ではボート部は関東大会では3種目制覇を果たすなど強豪として知られている[6]。 またバスケットボール部は、1950年の皇后杯全日本総合バスケットボール選手権(女子)で優勝した実績がある。 文化系では音楽部とアナウンス部の活動が知られる。音楽部は全日本合唱コンクール高等学校部門全国大会初代優勝校、2000年代においても全国大会の常連である古豪。アナウンス部はNHK杯全国高校放送コンテストなど各種コンテスト大会への出場が多く、上位入賞の実績がある。 交通著名な出身者政界・官界学術・研究
文化
マスコミ
芸能
音楽その他
脚注注釈出典
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