幸せのノック
「幸せのノック」(原題:Let 'em In)は、1976年にポール・マッカートニー率いるウイングスが発表した楽曲、及び同曲を収録したシングル。ウイングスの5枚目のアルバム『スピード・オブ・サウンド』に収録されている。 解説1975年9月から始まった、約1年に渡る「ウイングス・オーヴァー・ザ・ワールド・ツアー」の合間の1976年2月から3月にかけて、ロンドン・アビー・ロード・スタジオで行われたレコーディングセッションで録音された。 イントロで鳴るベルは、ポールの家の玄関ベルである。また、歌詞には何人かの人物が登場するが「アンクル・アーニー」以外は全て実在の人物である。以下登場順に
6月28日にアメリカでアルバム『スピード・オブ・サウンド』からのセカンド・シングルとしてリリースされると、ビルボード誌では発売翌週の1976年7月4日に第59位で初登場、7週目の8月14日から4週間に渡って週間ランキング最高位第3位を獲得した。1976年年間ランキングでは第59位。キャッシュボック誌では、8月28日付けで第1位を獲得し、年間ランキング23位を記録した。イギリスのチャートでは2位を記録した[2]。 「心のラヴ・ソング」と共に、ウイングス絶頂期の曲と言え、ライヴではよく演奏された、またソロになってからもポールは時折この曲を取り上げている。コンピレーション・アルバムでは『グレイテスト・ヒッツ』『オール・ザ・ベスト』『ウイングスパン』に収録されている。 B面収録の「愛の証し」は、1975年10月に行われたアルバム用の最初のセッションで録音されたロック・ナンバーである。 なお、フランスでは12"シングル(スペシャル・ディスコ・ミックス)が限定発売されたが、実際はA・B面ともに7"シングルとの違いは無かった[3][4]。 収録曲
演奏者ウイングス
ゲスト
カヴァー
脚注
参考文献
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