御殿場プレミアム・アウトレット
御殿場プレミアム・アウトレット(ごてんばプレミアム・アウトレット、英文名称:Gotemba Premium Outlets)は、静岡県御殿場市に所在する、日本国内最大規模のアウトレットモールである。2000年7月開業。三菱地所グループの三菱地所・サイモンが運営する。 概要かつて小田急電鉄が経営していた遊園地「小田急御殿場ファミリーランド」の跡地に出店した。三菱地所・サイモンが日本国内で展開する「プレミアム・アウトレット」の1号店である。敷地は小田急電鉄所有地のため、同社と30年間の賃貸借契約を結んでいる。 開業から数年間は、遊園地時代の観覧車が一部改修の上継続営業され、同所のランドマークとなっていた。観覧車は2015年8月31日に営業終了[1]。その後、解体作業が2016年11月より2017年1月末まで行われた。跡地には小田急リゾーツのホテルが建設された[2]。 東名高速道路御殿場インターチェンジ・足柄スマートインターチェンジから近く、箱根・伊豆などの温泉地のほか、富士山、朝霧高原、富士五湖などの観光の際の立寄り客も見込んでいる。 いわゆる「ゴールデンルート」の途上にある。外国人観光客が、関西国際空港から入国して三大都市圏と富士山を観光し、成田国際空港から離日する(またはその逆)定番ルートのことで、特に中国からの観光客の間でそう呼ばれる。 東京圏在住者以外の日本人が、東京観光などとセットにして訪れる例も見られ、仙台泉プレミアム・アウトレット(宮城県)開業前は、佐野プレミアム・アウトレット(栃木県)とともに東北地方でもテレビCM[注釈 1]が放映されていた。商圏人口は佐野プレミアム・アウトレットよりは少ないものの、2011年度の店舗売上高は586億円に達し、国内アウトレットモールの中で首位である[3]。またアウトレットモールに留まらず、ショッピングセンターとしても国内最大規模である(アウトレットモール店舗数では三井アウトレットパーク 木更津、三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島に次ぐ3位)。 三菱地所・サイモンは2016年9月7日、2020年春の開業を目指して小田急リゾーツのホテルを含む第4期の拡張計画を発表[2]、2020年4月16日オープンを予定していたが[4]、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対応の為延期(施設自体も休業)され[5]、5月29日に運営再開した上で6月1日にオープンとなった[6]。第4期拡張後の店舗数は290店舗。 エリア![]() 「ウエストゾーン」「イーストゾーン」と「ヒルサイド」の3つのエリアで構成される。各エリア間は橋でつながっている。ウエストゾーンがアウトレット全体の正面口に当たり、シャトルバス等はこちらに到着する。谷を挟んで箱根山側にイーストゾーンとヒルサイドがあり、ヒルサイドは上段に位置する。 ヒルサイドの場所は、かつては観覧車やバラ園があった場所で、第4期開業時にはメリーゴーラウンド・ドロップ・タワー・ロードトレイン・水鉄砲(射的)が設置された[7]。 各エリアを取り囲むように駐車場が用意されているほか、多客時には臨時の場外駐車場へ案内され無料シャトルバスでの連絡となる[8]。 沿革
交通アクセス自動車
バス箱根地区へ乗り入れる高速バス・路線バスでは「563」の停留所番号が設定されている。
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脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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