愛宕 (東京都港区)
愛宕(あたご)は、東京都港区の町名。現行行政地名は愛宕一丁目および愛宕二丁目(住居表示実施済み区域)。芝地区総合支所管内に当たる地域の一つである。 町名整理以前には芝愛宕町、芝愛宕下町等の町名が存在し、現行の愛宕一・二丁目よりも広い地域に「愛宕」の地名が付されていた。 地理町域内の大部分を愛宕山が占めている。愛宕山と東京都道301号白山祝田田町線(愛宕下通り)に挟まれた低地は住宅密集地となっていたが、現在では再開発が行われ愛宕グリーンヒルズなどとなっている。 当地域の詳細については愛宕山の項も参照のこと。 歴史江戸時代には愛宕山を中心として、北端の武家地を除きほとんどが寺院で占められていた。北から順に真福寺・長久院・真養院・玉蔵院・薬師寺・鏡照院・満蔵院・寿桂院・普賢院・金剛院、愛宕山参道を跨いで円福寺・吟窓(宗)院・考寿(光樹)院・伝叟(宗)院・清岸院と微小な寺院が櫛比し、そして青松寺・青龍寺と続いた。この内真福寺・青松寺・青龍寺は現存し、考寿院・清岸院・伝叟院は愛宕内で移転存続している。また、表通りを愛宕下広小路、北の通りを鎧小路、南の通りを切通と呼んだ。
町名の変遷
世帯数と人口2025年(令和7年)4月1日現在(港区発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
人口の変遷国勢調査による人口の推移。
世帯数の変遷国勢調査による世帯数の推移。
学区区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2022年4月現在)[11]。 交通鉄道愛宕地内に鉄道は通過していないが、最寄駅として都営地下鉄三田線御成門駅や東京メトロ日比谷線神谷町駅が利用できる。 道路愛宕一丁目・愛宕二丁目の東側を東京都道301号白山祝田田町線(愛宕下通り)が南北に通過し北は祝田橋・九段下方面、南は芝公園・赤羽橋方面へ伸びている。また、愛宕二丁目の南を日赤前通りが東西に通過し東は御成門・浜松町方面、西は神谷町方面へ連絡しており、愛宕下通りと日赤前通りが愛宕二丁目南東の交差点で交わる。 路線バス事業所2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[12]。
事業者数の変遷経済センサスによる事業所数の推移。
従業員数の変遷経済センサスによる従業員数の推移。
施設・史跡![]() ![]() 愛宕一丁目
愛宕二丁目その他日本郵便
※各ビルの郵便番号は6・7ケタ目に地上階毎の郵便番号が割り振られています。(例:1階は「01」、10階は「10」) 関連項目脚注
外部リンク |
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