戦国乱世の暴れん坊 齋藤道三 怒涛の天下取り
『戦国乱世の暴れん坊 齋藤道三 怒涛の天下取り』(せんごくらんせのあばれんぼう さいとうどうさん どとうのてんかとり)は、日本の時代劇。制作:テレビ朝日、東映[1]。1991年1月3日に「新春大型5時間時代劇スペシャル」として[1]、ANNで放送された。松平健が青年時代から晩年まで夢を追い続けた斎藤道三に扮している[1]。中山義秀の『戦国史記 - 斎藤道三』、桑田忠親の『斎藤道三』を原作にし、「史実より娯楽重視[2]」という主旨で制作された。 あらすじ浪人の子に生まれた庄五郎は、生きるために妙覚寺に預けられ、成人した。戦国乱世の最中、一国一城の主になる夢半ばにして死去した父・基宗の遺志を継ぎ、高い野心や理想を抱き、追い求める。荒れ果てた京の町で油問屋の豪商・奈良屋の一人娘・田鶴を偶然助けたことから、請われて奈良屋の婿となる。豪商の主となり莫大な富を得たものの、戦国時代を生きる武士としての夢を諦めきれず、配下を使って各地の情報収集をする。守護大名・土岐家の弱体化によって国内が乱れている美濃国に目をつけ、郎党を率いて乗り込む。知己を頼り、美濃国の有力者の一人である長井利隆を通じて、土岐頼芸の家臣となり、美濃の名家・西村家の名跡を継ぐ。権謀術数を用いて頼芸を守護職の座につけ、自らも勢力を伸ばしていく。やがて利隆に請われて守護代・長井家を継ぎ、長井本家を乗っ取る。そして仕上げに頼芸を国外へ放逐し、齋藤道三として戦国大名に名乗りをあげる。近江国の六角氏、浅井氏、尾張国の織田氏の侵攻を撃退し、海道一の弓取り、と称される戦国大名に育っていく。正徳寺で織田信長との対面時に、朝倉義景の急襲に一報が入ると、信長の面前で敦盛 (能)を舞った後、家来を引き連れ、戦場に赴いた。 キャスト※EDクレジット表記順。
スタッフ※EDクレジット表記順。
脚注
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