新・星の金貨
『新・星の金貨』(しんほしのきんか)は、2001年4月25日より6月27日まで毎週水曜日22:00 - 22:54[1]に、「水曜ドラマ」枠で放送された日本のテレビドラマである。原案は野島伸司、脚本は武田菜穂。主演は藤原竜也と星野真里。タイトルを『新・星の金貨 -Die Sterntaler-』とするサイトもある。 概要1995年から1997年に放送された『星の金貨』『続・星の金貨』『星の金貨 完結編スペシャル』の新編となるドラマである。前3作が出演者もストーリーもほぼ同じ主人公を中心とした悲恋となっていたのに対して、本作は前作のストーリーが完結したこともあってか、キャストが一新されており、先天性聴覚障害者(必然的に喋れない)の主人公の悲恋ということくらいしか共通点は無い。前3作とストーリー的なつながりはほとんど無いが、本作にも永世会病院(『星の金貨』『続・星の金貨』で舞台になった病院)や永世会病院に勤務する小泉美和が登場し(シリーズ全作に登場したのは美和のみ)、同一世界であることは示唆されている。また、本作の時点では前3作に登場した永井拓巳(竹野内豊が演じた)が永世会病院の院長に就いている設定となっているが(拓巳は『続・星の金貨』最終話で院長就任)、海外赴任中という設定であったため本作には登場していない。 主役の森田まひる役は、当初は鈴木あみ[2]が演じる予定だったが、所属事務所とのトラブルから2月ごろに降板した[3]。キャラクターの設定上手話を使う必要があったため、代役探しに時間がかかり、最終的には星野真里が起用された[3]。それに伴って放送開始が2週間延期され、放送回数も2話分短縮された。なお、星野はこのドラマの主題歌で歌手デビューもしている。また、橋本由香里役を演じる予定だった椎名法子も降板となり、藤崎奈々子が代役となった。 番組の発表は同時期の他のドラマから出遅れる形で、2001年3月7日に『FACE〜見知らぬ恋人〜』最終回の後に予告編が放送された[3]。この時点では主演が藤原竜也であることが示された一方、ヒロイン役は明示されず、鈴木の降板も予告編放送後から2日後の3月9日に判明した[3]。また、脚本には『向井荒太の動物日記 〜愛犬ロシナンテの災難〜』に参加した武田菜穂が起用された[3]。 ストーリー
森田まひるは沖縄の孤島に生まれ育ち、5歳のころに母親と生き別れていた。寂れた食堂で養父母と共に暮らすまひる。そんな不幸な少女に、神は更なる試練を与えた。まひるは生まれつき耳が聞こえなければ声を発することもできないろうあ者だったのだ。しかも彼女は養父母に虐待を受けていた。そんな過酷な運命を持った少女は、しかしそれでもけなげに毎日を生きていた。元気にしていればいつか東京で暮らす母親と会えると。それだけを支えにして彼女はつらい日々を送っていた。 キャスト
スタッフ
放送日程
受賞歴
脚注外部リンク
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