新潟県立六日町高等学校
新潟県立六日町高等学校(にいがたけんりつ むいかまちこうとうがっこう、英称:Niigata Prefectural Muikamachi-Senior High School)は、新潟県南魚沼市に所在する県立高等学校である。愛称は「六高」(ろっこう)。 概要本校の起源は南魚沼郡(旧)六日町の住民らが主導となって行っていた[1]「県立中学校誘致運動」[1] による県立中学校新設に遡る。1924年5月4日[1] に(旧制)新潟縣立六日町中學校として六日町の地に開校した[1]。現在の十日町高校に次いで開校し、現在の南魚沼市では唯一の旧制中学校を前身とする高等学校である。 文武両道の校訓の通り、部活動では全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)に出場経験のある野球部を筆頭に盛んであり、また地域柄スキーの強豪校として著名なほか、学校の年間行事では「魚沼のオリンピック」と呼ばれる大運動会や「六高祭」(ろっこうさい)と称する文化祭がある。 分校学制改革を経て県立高校になった後、南魚沼地区の湯沢・塩沢・五日町(大巻・城内分校の統合後に設置)・大巻・城内・浦佐にそれぞれ分校を構えていたが、湯沢・塩沢分校に関しては独立の上でそれぞれ湯沢高校と塩沢商工高校に、五日町分校については六日町女子高校(現:八海高校)の開校に伴い統合され、そのほかの分校についてはいずれも廃校となっている。 校歌作詞:手塚 義明(初代校長) 作曲:山田 耕筰 校章制作:青木 勝三 昭和28年に(旧制)新潟縣立六日町中學校の校章を部分的に手直しして新たに定められた。外側の六本の線は「雪」の結晶を表し、六本の線が交差している中央の黄色い星形の部分は太陽を表している。これらは、校歌の一節にある「雪こそ校章(しるし)」「太陽(ひ)こそは校章(しるし)」を模したものである[2]。 校旗昭和28年に、新しい校章を定めたことに伴い、旧制の新潟縣立六日町中學校の校旗と同色の紫地に、金モールの校章を刺繍したものである[1]。 学校生活本校では開校時より上級学校への進学に対応した授業カリキュラムが編成されており、2007年度までは65分授業×5時間授業を導入していたが、2008年度からは55分授業×6時間授業を実施している[3]。 登校後には朝10分間を使用した朝学習・朝読書の時間が設けられており[3]、起床後の集中力を高めるルーティーンの場として利用されている[3]。 進路2014年度以降の近年[3] は、生徒の約8割が4年生大学への進学を希望[3] し、67%[3] の生徒が4年制大学・短大に進学する一方[3] で、公務員や民間企業への就職[3]、各種専門学校や短期大学への進学実績もある[3]。 国公立大学においては、県内の新潟大学や新潟県立大学、上越教育大学をはじめ、県外の東北・筑波・一橋・山形などの大学に、私立大学においては県外の早稲田・慶応をはじめ、上智・明治・立教・法政・明治学院などの大学に現役合格する生徒が多く見受けられる[3]。 設置課程
廃止された課程
沿革
ギャラリー
学校行事(以下は六高機関紙に基づく年間の主要行事である[3])
部活動(以下は公式ホームページ・機関紙上で紹介されている部活動の一覧である[1][3]) 運動部
研究部
同好会2023年度現在、同好会の活動は行われていない。 著名な出身者
交通・アクセス方法ギャラリー
脚注関連項目外部リンク
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