日商PC検定試験
日商PC検定試験(にっしょうピーシーけんていしけん、日商PC検定)とは、日本商工会議所及び各地商工会議所が実施する、企業実務に携わる人材を対象としたIT利活用技能の検定試験(商工会議所検定試験)である。 経済産業省後援。 平成18(2006)年4月から、前身となる「日本語文書処理技能検定(ワープロ検定)試験」と「ビジネスコンピューティング(ビジコン)検定試験」を進化・統合したものとして実施されている。 ビジネス文書の作成、取り扱いが問われる「日商PC検定試験(文書作成)」と、業務データの活用、取り扱いが問われる「日商PC検定試験(データ活用)」、「日商PC検定試験(プレゼン資料)」の3分野がある。アプリケーションソフトでいうと、文書作成がWord相当、データ活用がExcel相当、プレゼン資料がPowerPoint相当である。3分野はそれぞれ別々の試験であり、3分野全部の資格がほしい場合は、それぞれ別々に試験を受ける必要がある。 データ活用分野が厚生労働省が若年者就職基礎能力修得支援事業 (YES-プログラム)の資格取得において選定される。(なお、若年者就職基礎能力修得支援事業の認定は2010年に終了している。認定終了以前に取得した資格は有効である。) 上位資格に日商マスターがある。 試験内容
各級の基準
試験科目及び試験時間4択による知識と問う試験と、実際にPC操作を行う実技試験に分かれており、両方の合格をもって資格が認定される。
受験資格及び受験料
(いずれも税込) 試験の実施インターネットを利用したCBT方式で実施され、受験したその場で採点、合否が分かる。(2級、3級、Basic) 試験日は1級のみ統一試験日で年2回実施。2級以下は試験会場が随時設定するが、2013年11月より随時試験とは別に統一日(毎月第3金曜日)も設定されている。 科目免除日本商工会議所が指定した一部の検定試験の合格者には、日商PC検定の2級または3級の知識科目が免除され、実技科目のみで合否が判定される特典が付く[2]。
合格者の特典
歴史平成18(2006)年4月から、前身となる「日本語文書処理技能検定(ワープロ検定)試験」と「ビジネスコンピューティング(ビジコン)検定試験」を進化・統合したものとして実施されている。
関連項目
脚注注釈出典外部リンク |
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