東京都立成瀬高等学校

東京都立成瀬高等学校
地図北緯35度32分32.2秒 東経139度28分30.2秒 / 北緯35.542278度 東経139.475056度 / 35.542278; 139.475056座標: 北緯35度32分32.2秒 東経139度28分30.2秒 / 北緯35.542278度 東経139.475056度 / 35.542278; 139.475056
国公私立の別 公立学校
設置者 東京都の旗 東京
学区 旧第7学区
校訓 珠玉、磨きて光あり
設立年月日 1977年
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
学校コード D113299907115 ウィキデータを編集
高校コード 13289G
所在地 194-0044
東京都町田市成瀬7-4-1
外部リンク 東京都立成瀬高校
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東京都立成瀬高等学校(とうきょうとりつ なるせ こうとうがっこう、 英称:Tokyo Metropolitan Naruse High School) は、東京都町田市成瀬に所在する東京都立高等学校。略称は「成高」。

概要

町田市成瀬中央部に流れる恩田川付近に位置する。[1] 東京都立学校設置条例[2]により1977年東京都立稲城高等学校内で開校、翌年現在の新校舎に移転。

島しょ部を除く東京都内では都立小川高校に次いで2番目に南端に位置する高等学校である。[3]

明治6年に成瀬地区の小学舎として設置された成高学舎は現在の南第二小学校にあたる。[4]

沿革

開校まで

  • 1977年昭和52年)
    • 10月16日 - 東京都立成瀬高等学校(仮称)設立。東京都立稲城高等学校内に開設事務所を設立。
    • 12月23日 - 東京都立成瀬高等学校として設立認可(東京都条例第122号)。

開校後

歴代校長

象徴

校章

校訓「珠玉、磨きて光あり」のモチーフとして、また生徒の端正さを象徴するダイヤモンド八角形の中に町田市の木である3本のとその目標の達成を願い隷書体の「」が配されている。[7]

校歌

「東京都立成瀬高等学校 校歌」

作詞: 山崎 裕司 作曲 :高澤智昌

作詞は初代校長である山崎 裕司、作曲を元陸軍戸山学校楽隊員、元日本楽劇協会理事局長の高澤智昌が手がけている。[8]

教育課程

部活動

運動部

  • 男子バレーボール部
  • 女子バレーボール部
  • 男子バスケットボール部
  • 女子バスケットボール部
  • バドミントン部
  • 硬式テニス部
  • ソフトテニス部
  • 水泳部
  • ダンス部
  • 剣道部
  • サッカー部
  • 陸上競技部
  • 卓球部
  • 硬式野球部
  • 柔道部

文化部

  • 吹奏楽部
  • ボランティア部
  • 演劇部
  • 美術部
  • 漫画・イラスト部
  • 茶道部
  • パソコン部
  • 生物部
  • 天文部
  • ハンドメイキング部
  • 競技かるた部
  • 文芸部

かつて存在した部活動

運動部

  • 新体操部

文化部

  • 電脳音楽部
  • アマチュア無線部
  • ギターアンサンブル部

特色

恩田川桜まつりに関わる活動や、成瀬駅周辺でのボランティア活動に参加するなど、後述の通り成瀬地域に関わる活動を行っており、地元住民の生活に深く根ざしている。

成瀬BB!プロジェクト

成瀬BB!プロジェクトとは、生徒の関心・意欲に沿ったテーマに基づき探求活動を促進する取り組みである。

探求方法やそれぞれの分野の背景課題など基礎的な教養を身につける過程として1年次にプロジェクトに所属するが、町田市立陸上競技場(現:町田GIONスタジアム)に本拠地を置くFC町田ゼルビアの地域活動に参画するゼルビアプロジェクトやアリの生態系を調べるアリプロジェクトなど、町田市と自然環境に恵まれた成瀬の両方の地域特性を生かした取り組みを行っている。[9]

進学指導研究校

生徒の進学希望を実現するための教育活動を積極的に行う進学指導研究校の14校に指定されている。[10][11]

令和5年度は生徒全体の約9割が現役で四年制大学短大専門学校のいずれかに進学しており、例年大学への現役進学率が高いという傾向もみられる。 主に4年制私大進学者が多く、日東駒専GMARCH、次いで早慶上理や成成明学の順に進学者数が多い。[12] [13]

海外学校間交流推進校

東京都教育委員会が定める留学生の受け入れ、派遣を促進する取り組みである。

成瀬高校は修学旅行先として台湾への現地留学、また例年オーストラリア研修旅行を行っており、東京都教育委員会が策定する英語教育研究推進校の30校にも指定されている。

理数研究校

理数に興味を持つ生徒の裾野を広げるため、学問のジャンルを問わず生徒が企画するさまざまな取り組みを推進する『理数研究校』に東京都から指定を受けている[9]

成瀬高校は東京都立大学東京農工大学電気通信大学高大連携を結んでおり、ゼミナールへの派遣や聴講の募集などといった機会が設けられている。

作家訪問

図書委員会では、不定期的ではあるが著名な小説家や出版書の著者を招き入れ、生徒によるインタビュー、質問などを交えた本校生徒と作家の交流の催し「作家訪問」が行われている。 過去に作家訪問で訪れた作家には、小説家はやみねかおる(オンラインでの開催)、ミステリー小説家知念実希人、アドラー心理学者岸見一郎などがいる[14][15][16]

交通

著名な出身者

著名な学校関係者

脚注

  1. ^ 成高新時代” (PDF). 東京都立成瀬高等学校 (2025年). 2025年7月25日閲覧。
  2. ^ 東京都教育委員会. “東京都立学校設置条例”. 2023年10月24日閲覧。
  3. ^ 地図で位置を知ろう!高校マップ”. 市進 高校受験情報ナビ. 2025年7月25日閲覧。
  4. ^ 町田の教育 2024” (PDF). 町田市教育委員会 (2024年9月). 2025年1月24日閲覧。
  5. ^ 新たに3校と協定を締結” (PDF). ニュース専修ウェブ版 (2006年4月). 2025年7月25日閲覧。
  6. ^ 東京都教育委員会. “新型コロナウイルス感染症への対応に伴う都内公立学校の臨時休業措置状況について(第66報)”. 2023年10月24日閲覧。
  7. ^ 制服・校章・校歌”. 2025年7月25日閲覧。
  8. ^ 阿部 勘一、細川 周平、塚原 康子、東谷 護、高澤 智昌『ブラスバンドの社会史 軍楽隊から歌伴へ』青弓社、2001年12月19日。ISBN 9784787231925https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787231925/ 
  9. ^ a b 学校案内パンフレット. “成高新時代 2024” (PDF). 東京都立成瀬高等学校. 2025年4月7日閲覧。
  10. ^ 「進学指導研究校(第三期)」の指定について”. 東京都教育委員会 (2023年6月19日). 2023年6月19日閲覧。
  11. ^ 進学指導指定校の特色”. 東京都教育委員会. 2025年7月25日閲覧。
  12. ^ 43期生 進路状況”. 2023年10月24日閲覧。
  13. ^ 43期生 合格状況”. 2023年10月24日閲覧。
  14. ^ 図書館だより (2022年). “速報:作家訪問を実施しました! ミステリー作家 知念実希人先生” (PDF). 成瀬高校. 2025年4月7日閲覧。
  15. ^ 図書館だより (2022年8月). “[https://www.metro.ed.jp/naruse-h/img_sub/%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E3%81%9F%E3%82%99%E3%82%88%E3%82%8A_2022%E5%B9%B48%E6%9C%88%E8%87%A8%E5%A2%97%E5%8F%B7.pdf 今年も作家訪問を実施しました! ~はやみねかおる先生の巻~]” (PDF). 成瀬高校. 2025年4月7日閲覧。
  16. ^ 【アドラー心理学に学ぶ!】今日という日を、今日という日のためだけに使おう」『ダイヤモンド編集部』2023年11月4日。2025年4月7日閲覧。


関連項目

外部リンク

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