東京都立成瀬高等学校
東京都立成瀬高等学校(とうきょうとりつ なるせ こうとうがっこう、 英称:Tokyo Metropolitan Naruse High School) は、東京都町田市成瀬に所在する東京都立高等学校。略称は「成高」。 概要町田市成瀬中央部に流れる恩田川付近に位置する。[1] 東京都立学校設置条例[2]により1977年に東京都立稲城高等学校内で開校、翌年現在の新校舎に移転。 島しょ部を除く東京都内では都立小川高校に次いで2番目に南端に位置する高等学校である。[3] 明治6年に成瀬地区の小学舎として設置された成高学舎は現在の南第二小学校にあたる。[4] 沿革開校まで
開校後
歴代校長
象徴校章校訓「珠玉、磨きて光あり」のモチーフとして、また生徒の端正さを象徴するダイヤモンドの八角形の中に町田市の木である3本の欅とその目標の達成を願い隷書体の「成」が配されている。[7] 校歌「東京都立成瀬高等学校 校歌」 作詞: 山崎 裕司 作曲 :高澤智昌 作詞は初代校長である山崎 裕司、作曲を元陸軍戸山学校楽隊員、元日本楽劇協会理事局長の高澤智昌が手がけている。[8] 教育課程部活動運動部
文化部
かつて存在した部活動運動部
文化部
特色恩田川桜まつりに関わる活動や、成瀬駅周辺でのボランティア活動に参加するなど、後述の通り成瀬地域に関わる活動を行っており、地元住民の生活に深く根ざしている。 成瀬BB!プロジェクト成瀬BB!プロジェクトとは、生徒の関心・意欲に沿ったテーマに基づき探求活動を促進する取り組みである。 探求方法やそれぞれの分野の背景・課題など基礎的な教養を身につける過程として1年次にプロジェクトに所属するが、町田市立陸上競技場(現:町田GIONスタジアム)に本拠地を置くFC町田ゼルビアの地域活動に参画するゼルビアプロジェクトやアリの生態系を調べるアリプロジェクトなど、町田市と自然環境に恵まれた成瀬の両方の地域特性を生かした取り組みを行っている。[9] 進学指導研究校生徒の進学希望を実現するための教育活動を積極的に行う進学指導研究校の14校に指定されている。[10][11] 令和5年度は生徒全体の約9割が現役で四年制大学、短大、専門学校のいずれかに進学しており、例年大学への現役進学率が高いという傾向もみられる。 主に4年制の私大進学者が多く、日東駒専、GMARCH、次いで早慶上理や成成明学の順に進学者数が多い。[12] [13]。 海外学校間交流推進校東京都教育委員会が定める留学生の受け入れ、派遣を促進する取り組みである。 成瀬高校は修学旅行先として台湾への現地留学、また例年オーストラリア研修旅行を行っており、東京都教育委員会が策定する英語教育研究推進校の30校にも指定されている。 理数研究校理数に興味を持つ生徒の裾野を広げるため、学問のジャンルを問わず生徒が企画するさまざまな取り組みを推進する『理数研究校』に東京都から指定を受けている[9]。 成瀬高校は東京都立大学、東京農工大学、電気通信大学と高大連携を結んでおり、ゼミナールへの派遣や聴講の募集などといった機会が設けられている。 作家訪問図書委員会では、不定期的ではあるが著名な小説家や出版書の著者を招き入れ、生徒によるインタビュー、質問などを交えた本校生徒と作家の交流の催し「作家訪問」が行われている。 過去に作家訪問で訪れた作家には、小説家はやみねかおる(オンラインでの開催)、ミステリー小説家知念実希人、アドラー心理学者岸見一郎などがいる[14][15][16]。 交通
著名な出身者
著名な学校関係者脚注
関連項目外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia