松尾アトム前派出所
松尾アトム前派出所(まつおアトムまえはしゅつじょ、本名:松尾 寿司(まつお としじ)、1978年5月1日 - )は、日本の男性ピン芸人。農家。タイタン所属。長野県松川町出身。 人物・来歴
芸人になった当初は「フィルダースチョイス」というコンビで活動していたが舞台に立つと緊張で相方の話を聞かないうえに早口のため相方のセリフを追い抜かしボタンの掛け違いのような会話の漫才になっていたという。 西口プロレス所属の東京ペールワン・ユンボ安藤の芸風に衝撃を受け西口プロレス会場クラブアトムの前で出待ちを敢行し「弟子にしてください」と直訴したところ滑舌が悪いため安藤には「消しゴム貸してください」に聞こえ「バックのなか見てみるよ」と言われた。その後、ユンボ安藤に松尾アトム前派出所と命名され、自ら「日本三大松尾」と称する(松尾芭蕉、松尾スズキ、松尾アトム前派出所)。 大川興業主催の若手ライブ「100円すっとこ」で知り合った客と2010年に結婚した。大川興業大川豊総裁に「史上最強の100円婚活」と言わしめた。結婚以降、普段は長野県で農業(リンゴ栽培)を営み、お笑いの活動のために東京に出てくる自称「高木美保スタイル」をとっている。2014年12月に離婚。 2013年12月タイタン所属オーディションでネタをやる前に「ここに来る途中の野道に奇麗な花が咲いていたので太田社長に」と言って花屋で買ったコーティングされた花束を太田光代にプレゼントし爆笑を巻き起こした。その後タイタン所属となる。 2017年12月農作業中に事故を起こしチェンソーで顎を切り、左手を骨折するなど重傷を負った。そのため顎に傷跡がある。松尾は「顎に線が入ってて漫画の長嶋茂雄みたい。もしくはアーチェリーの選手みたいになってる」と漫談のネタにしている。 2020年1月18日、同じ事務所の日本エレキテル連合の中野聡子と、同日結婚(入籍)した事が発表された。これ以前より松尾から熱烈にアプローチをしていたが交際に至らず、しかし2019年12月31日に突然結婚を思い立った中野からこの日のうちに“逆プロポーズ”されたところ、これを受け入れ「交際0日」での結婚となった[1][2]。しかしいまだキスもせず手も握らないどころか、まだ同居してないだけでなく、松尾は中野の自宅を知らないということで、一緒に送って行っても必ず途中で別れることになっているという[3]。 結婚直後に仲の良い芸人のもう中学生、ジョイマン高木と妻の中野の相方橋本小雪に結婚お祝い食事会行ってもらい5人の写真がお店に飾られている。しかし、後日松尾がその店に行くと写真の下に説明書きで「日本エレキテル連合、もう中学生、ジョイマン 他」と書かれていた。 2020年10月に公開された映画「実りゆく」の主人公のモデルであり撮影場所も松尾の農園を提供している。ところが、この映画の監督がタイタンマネージャー八木順一朗で会社から映画のサポートをするように言われた松尾は撮影中、八木の身の回りの世話などをした。「俺いつの間にかマネージャーのマネージャーになってる」と本人は語っている。 上京した時は芸人仲間の斤神ヤジリン宅に泊まっている。 芸風ドカベンの作者水島新司に扮して行う水島新司漫談を得意とする。 農業農村あるあるを和歌で表現する百人一首の農家版百姓一首というネタがある。 基本、漫談を行うが造語を使い早口で滑舌が悪いため何を言っているかわからないことが多い。 芸人仲間やマネージャーにコードネームやキャッチフレーズをつける癖がある。 松尾が付けたキャッチフレーズ
単独ライブ
出演番組テレビ
ラジオ
映画脚注
外部リンク
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