爆笑問題の日曜サンデー
『爆笑問題の日曜サンデー』(ばくしょうもんだいのにちようサンデー)は、TBSラジオをキーステーションにJRN系列で放送されているワイド番組。お笑いコンビの爆笑問題 (太田光・田中裕二)がパーソナリティを務める。2008年4月6日放送開始。 概要TBSラジオの日曜日の昼ワイド番組は、1998年以降、伊集院光がパーソナリティの番組『伊集院光 日曜大将軍』→『伊集院光 日曜日の秘密基地』が放送されていたが、2008年に伊集院の意向により『秘密基地』が急遽終了することになった。後継番組のパーソナリティとして、伊集院と親交があり、午前中はTBSテレビ『サンデージャポン』で総合司会を務める爆笑問題が起用され本番組が始まった。 初代アシスタントには爆笑問題との関係が深い友近が出演していた。2010年4月以降はTBSテレビアナウンサーが交替で担当している。(オープニングのタイトルコールはいまも爆笑問題と友近の声のまま。) ゲストコーナーや一部特別企画などは『秘密基地』を踏襲しつつ、TBSラジオとしては権利を保有していたものの長年放送していなかった競馬中継を復活させる[注釈 1]など、独自企画を行っている[注釈 2]。また、番組開始時期にTBSグループの商業施設「赤坂サカス」が開業しTBS主催のイベントが行われるようになったことをきっかけに、伊集院時代にはなかった公開放送を定期的に行っている。 番組開始当初は関東ローカルでの放送だったが、2011年からは、TBSラジオが幹事を務めるJRNの一部系列局で同時ネットを実施している。2019年の4月改編からは、独立局のラジオ関西でも同時ネットを開始している。かつて、『ラ・ラ・ラ♪日ようび』(11:00 - 15:00)の一部分がネットされていたこともあったが、終了とともに一旦フェードアウトとなっていた。8年ぶりにネットワーク復活でもある。 2019年10月13日放送分(TBS基準)で放送回数600回を迎え[2][3]、2021年9月12日放送分で放送回数700回を迎え[4]、2023年8月27日放送分で放送回数800回を迎えた[1]。 出演者職業(肩書き)の無い人物は、出演時点でTBSアナウンサー。 パーソナリティ代理パーソナリティ田中が担当するコーナーや交通情報の進行については、代理パーソナリティではなくアシスタントが代行する。
アシスタント現在アシスタントの変遷太字はTBSアナウンサー
代理アシスタント
「ラジオサンデージャポン」解説者「ラジオサンデージャポン」→「ラジオサンデージャポンNEXT」→「ラジオサンデージャポンPLUS」の解説者として中村または柴田のどちらかが不定期交替で出演。2017年10月以降は「TBSニュース」のキャスターも担当している。
「週末版TBSラジオショッピング」キャスター
レギュラーのキャスターはすべて出演当時TBS954情報キャスター(2015年12月13日以降は「TBSラジオキャスター」)。
プレゼンター「27人の証言」の「調査員」、「サンデーマナブくん」の「担当芸人」、「サンデー芸人ランキング」の「ナビ芸ター」として出演。
気象予報士レギュラー・ピンチヒッターともにウェザーマップ所属。
フロート番組担当2021年4月4日より本番組枠内で内容・出演者が独立したフロート番組が始まっている。すべて事前収録での出演。
ナレーター
ほか ニュースキャスター14時台と16時台の「TBSニュース」を担当。(2017年9月まで、同年10月からは中村尚登または柴田秀一が担当)
ほか 「サンデー競馬小僧」実況担当
コーナー通常時のコーナー。ラジオショッピングとTBSニュースはネット局にもそのまま流れる。 13時台
14時台
15時台ここからはTBSラジオのみのローカル放送となる(2013年2月まで、中央競馬のGI競走が関東地区の競馬場で開催された時の『サンデー競馬小僧』を除く)。
16時台
各時報前
過去のコーナー
主な特別企画本番組では主にゴールデンウィーク、夏休み、年末年始期間中に特別企画を実施している。2018年10月までは全局体制で特別企画を行う「スペシャルウィーク」(隔月偶数月の聴取率調査週間)にも行っていたが、同年12月以降はTBSラジオが「スペシャルウィーク」の特別企画を取りやめているため、該当する週でも定例の「全日本ラジオ新番組選手権」「TBSラジオ珍プレー好プレー大賞」以外の特別企画は行われていない。 全日本ラジオ新番組選手権毎年4月の聴取率調査週間に開催。JRN系列局(本番組のネットの有無に関係なく全局が対象)および本番組をネットする独立局のラジオ関西の新番組からノミネートされた番組を初回放送の音源とともに紹介し、リスナー投票により優勝を決定する。優勝決定後に優勝番組のパーソナリティが電話出演することが恒例になっている。優勝番組に賞品や賞金などの特典はないが、本番組から表彰状が贈られ、優勝しなかったその他の参加番組にも感謝状が贈呈される。TBSラジオの番組はパーソナリティのコメント紹介のみでノミネートはないが、2011年から2016年までは新番組のパーソナリティが16時台(2015年は前週の事前企画、2016年は「ここは赤坂応接間」)のゲストとして出演していた。 エントリー順はあらかじめ設定されているが、ブロック別ではなくなった2011年以降、電子ルーレット風の効果音を流しランダムに当っているように装っており、その設定に乗る田中以外の出演者に田中がツッコむことが恒例になっている。 JRN全日本ラジオ新番組選手権2008
2008年4月27日実施。地域ブロック毎に地場芸人(その地方出身の芸人)プレゼンターが紹介した。※は紹介された番組出演者が生出演、◇は逆に本番組の新番組紹介当日の模様を流した番組。
JRN全日本ラジオ新番組選手権2009
2009年4月26日実施。自称「ラジオ批評家」の南海キャンディーズ・山里亮太をコメンテーターに迎え、エントリーされたパーソナリティ本人と生電話で魅力を語ってもらった。
全日本ラジオ新番組選手権2010
2010年4月25日実施。この回からタイトルを「JRN全日本ラジオ新番組選手権」から「全日本-」に変更している。同年春の新番組『ニュース探究ラジオ Dig』に竹内と共演していたカンニング竹山をプレゼンターに迎えた。
この回では得票数は発表されなかった。
全日本ラジオ新番組選手権2011
2011年4月24日実施。プレゼンターとして山里亮太を迎えた。この回からは地域・放送局に関係なくノミネートするようになった。ゲストとして『きゃりーぱみゅぱみゅのウェイウェイレディオ』(『Kakiiin』内)のきゃりーぱみゅぱみゅが出演した。
全日本ラジオ新番組選手権2012
2012年4月22日実施。プレゼンターとして同年春の新番組『LINDA!〜今夜はあなたをねらい撃ち〜』のパーソナリティであったアンタッチャブル・柴田英嗣を迎えた。ゲストとして『川村亜未 午前1時のシンデレラ』の川村亜未が出演した。
全日本ラジオ新番組選手権2013
2013年4月21日実施。プレゼンターとして同年春から『たまむすび』の「月曜パートナー」であるカンニング竹山を迎えた。ゲストとして『荻上チキ・Session-22』の荻上チキが出演した。 開催の前週4月14日には、「27人の証言」を休止し、過去の優秀作を振り返る「江藤愛のラジオ新番組選手権ナビ」(TBSチャンネルで放送されていた『江藤愛のTBSチャンネルウィークリーナビ!』のパロディ)を放送。樹根と友近千鶴が電話で出演した。
全日本ラジオ新番組選手権2014
2014年4月27日実施。プレゼンターとして前年に引き続きカンニング竹山を迎えた(ただし、竹山のスケジュールの都合で15時台の「ちょっと一服」まで出演。なお、「サンデー競馬小僧」にも出演した)。ゲストとして『デブッタンテ』のうしろシティとハライチが出演した。 パーソナリティの伊藤日向子(RCCラジオカーレポーター)ら(伊藤以外は後述)が番組紹介の際に電話出演した。
全日本ラジオ新番組選手権2015
2015年4月26日実施。プレゼンターとしてカンニング竹山を迎えた。この日は「ここは赤坂応接間」(ゲストは当日に放送を開始したTBSテレビのドラマ『天皇の料理番』に出演していた鈴木亮平)を通常どおり放送したため、TBSラジオの新番組紹介は前週4月19日に「サンデーマナブくん」を休止し、事前企画「新番組選手権ナビ TBSラジオ編」として放送。ゲストとして『Fine!!』の海保知里と池田めぐみが出演。プレゼンターとして島田秀平が出演した。
全日本ラジオ新番組選手権2016
2016年4月24日実施。プレゼンターとしてハライチの澤部佑が紹介。 この日は「ここは赤坂応接間」(ゲストは五木ひろし)を通常どおり放送したため、TBSラジオの新番組紹介は前週4月17日に「サンデーマナブくん」を休止し、島田秀平がプレゼンターの事前企画「新番組選手権ナビ TBSラジオ編」として放送。事前企画にはゲストは出演しなかったが、「ここは赤坂応接間」に新番組『松尾雄治 明日へのトライ!』のパーソナリティ・松尾雄治が出演した。
全日本ラジオ新番組選手権2017
2017年4月23日実施。プレゼンターとして『アルコ&ピース D.C.GARAGE』のパーソナリティで同月18日の『JUNK・爆笑問題カーボーイ』にもゲスト出演したアルコ&ピースを迎えた。オープニングには前年のグランプリ『森谷佳奈のはきださNIGHT!』のパーソナリティ・森谷佳奈が出演した。「ここは赤坂応接間」には『大沢悠里のゆうゆうワイド』『大沢悠里のゆうゆうワイド土曜日版』などTBSラジオで長年パーソナリティを務める大沢悠里が出演した。 TBSラジオの新番組紹介は前週4月16日に「サンデー芸人ランキング」を休止し「新番組選手権ナビ TBSラジオ編」として放送。ゲストやナビゲーターは出演しなかった。
全日本ラジオ新番組選手権2018
2018年4月22日に実施。プレゼンターはハライチ・澤部佑。オープニングには前年優勝者のDressingがスタジオ生出演。前週4月15日14時台には「新番組選手権ナビ!」として過去10年の1位作品を振り返った。ゲストとして、広島県ローカルのRCCラジオ『平成ラヂオバラエティごぜん様さま』のパーソナリティを務めるRCCアナウンサー・横山雄二が出演した。
全日本ラジオ新番組選手権2019
2019年4月21日実施。プレゼンターはアルコ&ピース。オープニングでは前年の優勝者・赤松汐音が生電話出演した。
全日本ラジオ新番組選手権2020
2020年4月26日実施。プレゼンターとして『アットホームpresents 藤田ニコルのあしたはにちようび』に出演するタイムマシーン3号を迎えた。前週の「全日本ラジオ新番組選手権2020ナビ」には過去の優勝者である三石佳那、赤松汐音、森谷佳奈が生電話出演した。この回ではJRN系列局以外で初となるラジオ関西の番組がノミネートされた。
全日本ラジオ新番組選手権2021
2021年4月25日実施。2020年につづき、新番組プレゼンターはタイムマシーン3号の2人が担当した。[21]
全日本ラジオ新番組選手権2022
2022年4月25日実施。新番組プレゼンターは3年連続でタイムマシーン3号が担当した。[23]前週の「全日本ラジオ新番組選手権2022ナビ」には過去の優勝者である竹重正則、武藤央子が生電話出演した。結果より、1位と2位の差が1票と近年まれに見る大接戦となった。
全日本ラジオ新番組選手権2023
2023年4月23日実施。新番組プレゼンターは4年連続4回目のタイムマシーン3号が担当した。[26]。
TBSラジオ珍プレー好プレー大賞前番組『伊集院光 日曜日の秘密基地』で、毎年12月に放送されていた企画「TBSラジオ珍プレー好プレー大賞」を伊集院光の承諾を得て、本番組が引継ぎ放送することになり、2008年以降は本番組内で、同企画を毎年12月の聴取率調査週間に放送している。 →詳細は「TBSラジオ珍プレー好プレー大賞」を参照
グリコ プレミアム熟カレー販売対決!2組の芸能人が出演し、14時頃からの約1時間、それぞれ別店舗のスーパーマーケットの特設売場で江崎グリコのカレールーを販売し、その個数を競う企画。各売場ではリポーター(第1回から第8回まではTBS954情報キャスター、第9回からはTBSアナウンサー)が応援を兼ねながら随時リポートする。 第1回から第8回までは「2段熟カレー」を販売していたため「グリコ 2段熟カレー販売対決!」としていたが、「2段熟カレー」が後継商品「プレミアム熟カレー」に切り替わったため、第9回から改題している。 元々は本番組を放送していないABCラジオが、江崎グリコ提供のコーナーを持つ『桑原征平粋も甘いも』の出演者と他番組の代表者(またはよしもとクリエイティブエージェンシー・松竹芸能所属のお笑い芸人)によるチーム対決企画として2005年から年に1回開催(別途詳述)。かつては、『サンデーみか 〜Mika's MUSIC MUSEUM〜』(CBCラジオ)や『ウイークエンドバラエティ 日高晤郎ショー』(STVラジオ)でも、同じフォーマットで対決を実施していた。 第1回
第2回
2010年3月28日実施。
第3回
2010年7月18日実施。この回から番組対抗形式では行われず、前回勝者のはなわに原口あきまさが挑むという構図で行われた。
この対決に敗れた原口は、太田に迫られ掲げた公約の通り、芸人引退を対決終了直後に放送で宣言(すぐさま撤回)。一方勝利したはなわをリポートした一場は、前回感涙にむせび達成できなかった「勝ったら水着になる」という公約を、翌週7月25日の放送終了後に撮影した自身の水着姿の画像を本番組のホームページに掲載するという形で達成した。また、その日(7月25日)の放送では対決の総括として「ドキュメント 7.18カレー販売対決」と題した企画が白井・一場と当日現場にいた江崎グリコ社員をスタジオに迎えて「今カレー」内で行われた。 第4回
第5回
第6回
第7回
第8回
第9回
第10回
第11回
第12回
第13回
「カレー販売対決」に類似する企画として、2018年4月1日には「エースコックプレゼンツ サラダフォー アレンジバトル」と題して、エースコックのインスタントフォー「Pho・ccori気分」の「鶏だしフォー」「海鮮フォー」それぞれのアレンジレシピを太田と田中が考案。ステージでのプレゼンや試食会を行い、どちらのアレンジが良いかを販売数で対決する企画をイオンモール与野で実施。ハマカーン、ギャル曽根、かぎしっぽ、サツマカワRPG、できたくん(当時はハッポゥくん)、TBSアナウンサー(当時)・伊東楓が出演した。この対戦では304対349で田中の「海鮮フォー」が勝利した。 どこよりも早く今年の出来事を斬る!
年末企画2012年以降、1年の最終回は特別企画を行っている。ネットしている系列局のアナウンサー・ラジオカーリポーター・パーソナリティによるリポートと、インスタントジョンソンがリスナーにカップそば(2020年は東洋水産「マルちゃん 緑のたぬき」、2019年までは日清食品「どん兵衛」)を届ける企画「おつかれちゃ~んデリバリー」(「おつかれちゃ~ん」はインスタントジョンソンのギャグ)が恒例になっている。
トーク企画ここでは専門家や論客を招いたトーク企画について記述する。
ランキング企画
音楽企画
公開放送
その他
タイムテーブル通常放送時のタイムテーブル。各コーナーの詳細については#コーナーを参照。
ネット局現在
過去
単発
備考
番組休止など番組自体の放送が日曜日にあたることから、局主催のイベント、スポーツ中継(主に野球、サッカー、競馬、駅伝・マラソンなど)、その他特別番組を放送する関係で当番組の一部か全編を休止することがある。
脚注注釈
出典
関連項目
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia