栃木県立佐野高等学校・附属中学校
栃木県立佐野高等学校・附属中学校(とちぎけんりつ さのこうとうがっこう・ふぞくちゅうがっこう、英: Tochigi prefectural Sano senior high school & junior high school)は、栃木県佐野市天神町にある県立高等学校・中学校。中高一貫校。 特色概要1901年(明治34年)に栃木県第四中学校として開校した。以来、栃木県内では4番目に古い男子校であったが、2008年(平成20年)に開校した附属中学校の第1期生が高校へ進学した2011年に、100年以上におよぶ男子校の歴史に幕を下ろし、男女共学の中高一貫教育校になった。 高校の通称は「佐高」(読み方には「さこう」と「さたか」の二種類があるが、佐高関係者の自称はほとんど「さこう」であり、「さたか」と呼ぶのは学校関係者以外に多く、足利市や栃木市など住んでいる地域に工業高校がある地域は後者で呼ぶことが多い)、中学の通称は「佐附中」(さふちゅう)。 附属中学校への入学選考方法は、小学校在学時の「学習や生活の記録」や「適性検査」「作文」「面接」の結果、候補者を選定する。学区は県内全域で、募集定員は男女105名程。 高校入学時に「高入生」として、附属中以外の中学校から特色選抜により55名を募集し、高校は160名となる。(附属中学校から高校に入学する生徒は「中入生」と呼ばれる。) 通学者は主に佐野市や足利市、栃木市南部(旧岩舟町、旧藤岡町)の出身者が大半を占めている。
六校会年2回、県立高校6校の生徒会役員が集まり生徒会の意義や活動等について懇談する会へ参加している。本校を含め5校は固定メンバーで毎回参加し、他1校は5校以外の県立高校から選ばれる。 施設等![]()
教育目標自他の生命と人権を尊重し、正義と平和を愛する心をもった 『国際人として活躍できる真のリーダー』の育成
佐野高校の代名詞「旭城」学校の精神を示す言葉に「旭城(きょくじょう)」という言葉がある。 これは当校の西側にある「朝日森天満宮(かつての表記は「旭森」)」と東側にある「城山公園(佐野城跡)」に由来している。 「旭城祭」毎年八月下旬に実施される文化祭。一般公開を行う。高校生の内容は、主として一年生は展示・研究発表(映画など)、二年生はアトラクション(お化け屋敷など)、三年生は模擬店(カレーや焼きそば、うどんなど)、更に美術部の巨大壁画をはじめとする、部活動の展示・発表などがある。また、ラグビー部では招待試合を実施している。附属中生も、学年に応じた内容の展示や発表を行う。一般公開日には後夜祭が実施され、ミスコンやライブなどが行われる。これまで、後夜祭への学校関係者以外の入場が可能であったが、共学の中高一貫教育校として完成したことにより、平成26年度より在学中の佐野高校生以外は後夜祭会場に入ることができなくなった。 令和3年度には、史上初の花火打ち上げを行った。 校章高校現行の校章は新制高等学校として新たなスタートを切る際に制定された。デザインは二枚栃の葉に『佐高』である。栃の葉を二枚用いたのは、「常に和合を尊べ」という思いと、栃木県立佐野実業高等学校との統合記念という意味を含んでいる。 附属中学校高校のデザインとほぼ同じであるが、『佐高』の文字の下に『附属中』の文字がある。英語教育に力を入れており、ディベートも強い。 沿革
その他
著名な出身者
関連のある学校
脚注
関連項目
外部リンク |
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