永田周太郎
永田 周太郎(ながた しゅうたろう、1971年1月31日[1] - )は、日本の美術デザイナー。緑山スタジオ・シティ代表取締役社長。広島県呉市出身[2]。 来歴幼稚園から高校までは呉市[3]。呉三津田高等学校卒業後、広島大学工学部に進学しドイツ建築について学んだ[4]。同大学院博士課程前期まで一貫して建築意匠学について学ぶ[5]。 1995年、広島大学大学院工学研究科博士課程前期修了[6]。 就職を考えた時は東京に行こうとは思っていなかったが、「テレビ局でデザインの仕事ができるのが東京のキー局しかなくて、また採用を行っていたのがTBSしかなかった。TBSの採用時期が当時4月で、他の企業より早く、TBSに受かってしまったから他は受けなかった」とインタビューで述べている[3]。 TBSに入社1995年、入社[6]。美術デザイナー採用であったが、入社後の1年間は制作局に所属し、バラエティ番組の制作を経験した。翌年に美術センター美術デザイン部へ異動。アシスタントを経て、 1997年のドラマ『理想の結婚』でデザイナーデビュー。その後手掛けたドラマは60本を超える。建築知識に裏付けされた空間構成の美しさに特徴がある。 1996年10月、同期入社のアナウンサーである堀井美香と結婚[7][8]。 2004年、一級建築士の資格取得後[4]、2005年、ドラマ『広島・昭和20年8月6日』で、広島県産業奨励館(現・原爆ドーム)のセットを原寸大で製作する。この撮影がきっかけで広島大学大学院工学研究科博士課程(社会人枠)に入学したと述べている[3]。 2009年、広島大学大学院工学研究科博士後期課程修了[6]。博士(工学,広島大学)甲第4813号 2018年、ドラマ『この世界の片隅に』で使われた家屋のセットは、永田の故郷である広島県呉市から緑山スタジオまで運んだとインタビューで明かしている[6]。ドラマ化が決定してから月に1回のペースで広島に帰郷し、調査を重ねていたという[6]。 2019年、美術センター美術デザイン部を離れ、TBSホールディングスグループデザイン局グループ戦略部担当部長へ昇格。 2021年4月、TBSホールディングスの技術美術系子会社として新しく設立されたTBSアクトへ出向。アートセンター長に就任。 人物趣味家族
受賞歴
過去に担当したテレビドラマ
など 映画
出演脚注注釈
出典
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