池田耀平
池田 耀平(いけだ ようへい、1998年6月22日 - )は、静岡県島田市出身の陸上競技(長距離走)選手。静岡県立島田高等学校[1]、日本体育大学卒業。花王陸上競技部所属[2]。 経歴小学生の時は島田ウエスタン野球少年団で投手として活躍、陸上も島田市の代表として選出され、リアル二刀流であった。中学時代は市立島田第一中学校で野球部、3年時には投手として県大会にも出場したほど。島田高校に入学後陸上を始める。高1、高2と目立った成績は無し。 高校3年時のインターハイでは1500mで5位入賞。都道府県対抗駅伝では1区区間10位と結果を残し、日本体育大学に進学。しかし1年次は故障が相次ぎ、記録会への出場もほとんどなかった。 2年次は着実に力をつけ、第30回出雲駅伝(1区区間14位)・第50回全日本大学駅伝(1区区間13位)・第95回箱根駅伝(1区区間12位)の学生三大駅伝全てで1区を担当。 3年次は5000m13分台・10000m28分台を記録しチームのエース格に成長。第51回全日本大学駅伝では1区区間8位、第96回箱根駅伝ではハイペースの展開で終盤まで先頭集団に食らいつき、1区歴代5位の好タイムで区間3位。2月の丸亀ハーフマラソンでは大学記録を更新。同月の日本選手権クロスカントリーシニア男子10kmでは4位入賞。 4年次は大黒柱としてチームを牽引。第97回箱根駅伝予選会では個人7位(日本人3位・チームトップ)、第52回全日本大学駅伝では2区で11人抜きの区間3位と好走。12月4日の第104回日本選手権10000mでは大学記録を更新する27分58秒52の自己ベストを記録した。第97回箱根駅伝では華の2区を担当。7位でタスキを受けると7人の4位集団を引っ張り、10kmで抜け出して4位でタスキリレー。区間3位(日本人トップ)の快走を見せた[3]。 大学卒業後はカネボウ陸上競技部に所属。2022年10月1日にカネボウ陸上競技部が花王株式会社に移管され、花王陸上競技部に所属となる。 2023年2月26日に開催された大阪マラソンでは初マラソン挑戦で日本人2番手の2時間06分53秒(日本歴代11位)で7位[4]。 2024年9月29日に行われたベルリンマラソンでは2時間05分12秒の日本歴代2位の記録で6位に入った[5]。 自己ベスト
脚注
外部リンク
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