熊野市自主運行バス![]() 熊野市自主運行バス(くまのしじしゅうんこうバス)は、三重県熊野市が運行するコミュニティバスである。 全ての路線が三重交通南紀営業所(2014年1月末までは三交南紀交通)の廃止代替バスとして開設された。運行業務も同社に委託されているほか、停留所の設備も同社が設置したものをそのまま流用している。 なお、本項では熊野市と南牟婁郡御浜町が共同で運行している『南紀広域バス』についてもあわせて解説する(単に『広域バス』とも。こちらは廃止代替バスではない)。 現行路線清流・那智黒石の里線2003年4月1日より運行。三重交通時代は、71系統・熊野尾川線として運行されていた。三重県道34号七色峡線や40号熊野矢ノ川線を縦断し、神川町や育生町(共に旧・神川村)と市街地中心部を結ぶ。 七色では下北山村営バス(下桑原・池原方面)と接続しているほか、熊野市駅前 - 七色間では小松・おくとろ公園方面からの北山村営バスも並行して走っている(ただし、同バスは河上横町を除いて途中無停車である)。
潮風かほる熊野古道線2004年4月1日より運行。全線でJR紀勢線と並行するが、同線はトンネルでショートカットする区間が多いため、駅から離れた集落も多く経由する。また、ほぼ全線で国道311号を走行する。 三重交通時代は、熊野市駅前 - 磯崎港間が41系統・磯崎金山線、新鹿駅前 - 遊木間が43系統・遊木線として運行されていたため、この路線は両者を延長して接続させたものとなる。 「フリー停留所」と称するフリー乗降制の区間が、磯崎口 - 磯崎港間、東波田須 - 新鹿港間、みなと - 坂本間で設定されている。 飛鳥・五郷線2007年10月1日より運行。三重交通時代は、21系統・五郷線として運行されていた。 紀伊佐田以西は国道309号で五郷町内を通り抜け、国道169号に差し掛かってすぐのところで終着地の湯の谷に至る。 湯の谷へは水曜日の一部の便のみ乗り入れ、その他は全て途中の桃崎で折り返す。 南紀広域バス瀞流荘紀南病院線2003年4月1日より運行。 瀞流荘を経由するため、小栗須 - 瀞流荘間を二度通るルートとなっている。 七里御浜・ピネでは、JR阿田和駅に徒歩連絡している(紀南病院行きのみが停車し、降車のみ扱う)。また、阿田和端地では三重交通の13系統・熊野新宮線と接続する。 熊野古道瀞流荘線2003年7月19日より運行。
車両
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