現役中に死亡した力士一覧(げんえきちゅうにしぼうしたりきしいちらん)は、現役中に死亡した大相撲の力士の一覧である。
一覧
凡例
- デフォルトでは時代順に配列。没年月日のソートボタンで元の順序に戻る。
- 力士名・部屋名は50音順ソート、番付は位の高い順にソート。
- アスタリスク付きの没年齢は数え年。
- 番付は最高位。
本場所途中の力士の死亡について
本場所途中に死亡した力士は、戦前では桂川・大ノ川、戦後では剣晃・前田などの例があるが、大抵は病気の悪化などの原因で死亡直前の時点では休場しており、休場していない出場期間中に死亡した例は、明確な記録が残っている中では魁士(1992年7月場所、9日目(死亡前日)までの2勝3敗の成績が残されている)が唯一のケースであり、力士の死亡によって不戦敗(対戦相手が不戦勝)になったケースは理論上考えられるがその前例はまだない。なお響龍は本場所の取組中の事故が原因で死亡したが、実際に死亡したのは当該取組(2021年3月場所13日目)から1ヶ月後の本場所の開催されていない時期であった。
参考:現役中に死亡した行司・呼出・床山
行司
呼出
呼出名
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部屋
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最高位
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没年月日
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没年齢
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死因
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備考
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初太郎 |
双葉山道場 |
(番付制以前) |
1940年10月2日 |
? |
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呼び上げを務め、「三羽烏」と呼ばれた3人の呼出の内の1人(残りの2人は宗吉と清吉)
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関造 |
時津風部屋 |
(番付制以前) |
? |
? |
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土俵作りを務めた戦前の呼出
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卯之助 |
出羽海部屋 |
(番付制以前) |
1960年4月30日 |
74歳 |
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呼び上げを務めた
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源司 |
? |
(番付制以前) |
1960年 |
69歳 |
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栄吉 |
時津風部屋 |
(番付制以前) |
1965年12月29日 |
51歳 |
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呼び上げを務めた
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真吉 |
間垣部屋 |
(番付制以前) |
1984年 |
18歳 |
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入門直後に死去
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勲 |
出羽海部屋 |
十両呼出 |
1995年5月11日 |
54歳 |
溺死 |
病気を苦にした自殺とみられる
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幸太郎 |
伊勢ヶ濱部屋 |
幕内呼出 |
1996年1月12日 |
63歳 |
膀胱腫瘍 |
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政弘 |
二所ノ関部屋 |
三役呼出 |
1999年12月29日 |
63歳 |
心不全 |
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扇太郎 |
田子ノ浦部屋 |
序二段呼出 |
2008年6月19日 |
25歳 |
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床山
床山名
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部屋
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最高位
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没年月日
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没年齢
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死因
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備考
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床泰 |
浦風部屋 |
? |
? |
? |
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戦前の頃の床山、入門から5年半ほどで死去
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床熙 |
伊勢ヶ濱部屋 |
一等床山 |
1989年3月3日 |
57歳 |
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床泉 |
東関部屋 |
三等床山 |
2016年6月3日 |
35歳 |
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脚注
注釈
- ^ 1989年11月場所より「巨象」の四股名で土俵に上がる予定で改名届も出しており、同四股名も番付に掲載されたが、同四股名で土俵に上がることはなかった。
- ^ 新三段目で迎える筈だった1992年3月場所の7日前に死去した為、三段目に四股名は掲載されたが、土俵に上がることはなかった。
- ^ 新序ノ口で迎える筈だった2007年7月場所の12日前に死去した為、序ノ口に四股名は掲載されたが、土俵に上がることはなかった。
出典
関連項目