秋田県道2号大館十和田湖線
秋田県道2号大館十和田湖線(あきたけんどう2ごう おおだてとわだこせん)は、秋田県大館市から鹿角郡小坂町を経由して鹿角市に至る県道(主要地方道)である。愛称は樹海ラインである[1]。 概要大館市長倉交差点・国道7号交点から北上し、御成町で東に折れ、再び大館市有浦で国道7号と交差する。大館市街地を抜けると長木川沿いに山間部を東に向かい、東北自動車道 小坂IC入口交差点から小坂町中心部を経て、鹿角市十和田大湯字大平付近で国道103号に合流する。 路線データ
歴史
路線状況起点の長倉交差点から約200 mは羽州街道の一部で[14]、起点の長倉交差点は、とくに冬期の夜間に右左折時の対車両、対歩行者との接触事故が多発している地点である[15]。 大館市内から十和田湖までの並行道路はほかに国道103号があるが、国道103号は大きく南へ迂回し、十和田ICを経由し、鹿角市十和田大湯中滝から発荷峠まではつづら折れになっている。小坂町から発荷峠まで急カーブも少なく風雪よけのドーム、途中に道の駅、展望台駐車場など休憩施設も完備している当道路は、大館市方面および東北自動車道から十和田湖への短絡ルートとして使用される。 大館市街地 - 小坂町小坂鉱山の区間には、2013年11月30日に秋田自動車道(日本海沿岸東北自動車道・新直轄方式)が北側の山中に並行して開通した。 重複区間
冬期閉鎖区間
交通不能区間
道路施設
地理当県道は小坂ICのアクセス道路であるが、大館市内からは上り(盛岡)方面は国道103号経由十和田ICを、下り(青森)方面へは国道7号経由碇ヶ関ICを利用する場合と比べ、距離・時間ともに遠回りになる。 御成町2丁目から小坂町中心部までは、小坂製錬小坂鉄道が2009年まで並行して通っていた。小坂線の線路・駅舎跡ならびに鉄橋、当県道の踏切跡(新沢駅付近や雪沢トンネル付近の旧道・一ノ渡橋付近)がそのまま残っていて、2012年4月にDOWAメタルマイン・小坂製錬所有の施設が大館市に無償譲渡され[19]、線路跡は観光用レールバイクなどの娯楽施設として活用されている[20]。 通過する自治体交差する道路
沿線の施設など
小坂線関連施設脚注
参考文献
関連項目外部リンク
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