豊中市立岡町図書館
豊中市立岡町図書館(とよなかしりつおかまちとしょかん)は大阪府豊中市にある市立図書館。 →「豊中市立図書館」も参照
豊中市内で最初の公立図書館である。動く図書館とよ1ぶっくる(移動図書館)の巡回貸出拠点、子ども文庫や読み聞かせグループなどの団体へのサービス、点字図書館としての機能も有する。3階の参考室には行政資料や地域資料コーナー、2階の貸出室には、名誉市民・山田洋次ライブラリー、医療情報コーナー、1階のこども室には、「世界のこどもの本の部屋」がある。玄関前には峠三吉の「にんげんをかえせ」の詩碑がある。 歴史1945年(昭和20年)3月、豊中市役所内にて市役所教育課に併設される形で開館[1]。 1947年(昭和22年)10月、桜塚元町3丁目6番地[注釈 1]に移転の上、独立開館[2][3]。 1958年(昭和33年)10月、現在地[注釈 2]に再移転して一部開館、翌年1月に施設改修[注釈 3]が完了して全面開館した[2][4][5]。この時「岡町北」に移転したことが岡町図書館という名称の由来であるが、正式に「岡町図書館」となるのは1975年(昭和50年)7月に庄内図書館が開館してからである[5]。 1969年(昭和44年)[6]、隣接していた市立中央公民館(旧・豊中郵便局庁舎)とともに一体的に建て替えられて現在の建物となる[7]。
建物![]() 鉄筋コンクリート造 4階建 地下1階[8]。
特色子ども室に「世界のこどもの本の部屋」がある。世界46か国の児童書を集めて1992年(平成4年)5月15日に開設されたもので、市内の小学校教諭の遺言で寄付された1500万円で整備された[9][10]。 2011年(平成23年)、「住民生活に光をそそぐ交付金」を活用して「医療・健康情報コーナー」を設置[11]。資料を充実させるとともに、健康増進課が主催する「健康カレッジ」の会場へ出張して関連資料の展示と貸出を行ったり、市立豊中病院と連携して図書館を会場に「医療健康情報レクチャー」を開催している[12][13]。 利用案内
周辺交通脚注注釈出典
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