追分だんご本舗
追分だんご本舗(おいわけだんごほんぽ)は、東京都新宿区新宿三丁目にある和菓子店[1]。団子が新宿銘菓として知られ、古くからの由来を持つ老舗である。全国和菓子協会会員店[2]。 由来「追分だんご」の由来は、1455年(康正元年)に太田道灌が江戸城を築城中、武蔵品川の館から武蔵野に鷹狩りに行った帰り道、高井戸で中秋の名月のもとで宴を張っていたところ、土着の名族から手つきの団子が献上され道灌は大いに喜び、その後も団子を所望したといわれる。 のちに高井戸宿が甲州街道の始駅となり、団子屋は柳茶屋と号し茶屋として大いに繁盛した。1698年(元禄11年)、内藤新宿が伝馬の宿駅となり、柳茶屋も新宿追分に移転し「追分だんご」と呼ばれるようになった。 事業所株式会社追分だんご本舗(英語: OiwakeDango Co.,Ltd.,)として法人化している[3]。本社所在地は新宿本店と同一。1945年(昭和20年)設立[要出典]。 新宿区下落合1丁目2-11(フジイビル5階)に営業部を置き[4][5]、オンラインショップの運営を行っていたが[4]、2020年(令和2年)10月5日よりオンラインショップは休業している[6]。 店舗![]() (2009年2月19日撮影) かつては東京都内に6店舗を有し、百貨店(デパ地下)などに出店していた時期もあった。 2020年時点では新宿本店と、新宿駅西口地下の「メトロ食堂街」に出店していた新宿西口メトロ店の2店舗となっていたが[1]、メトロ食堂街の閉鎖により新宿西口メトロ店が閉店[1]、2020年10月現在は新宿本店のみ営業している[1]。 商品が売り切れた場合は、営業時間内でも閉店時間を繰り上げて閉店する場合がある[1]。 新宿本店
新宿西口メトロ店(閉店)
商品2019年(令和元年)10月1日現在のおしながきより[19]。季節により商品は変更される。 定番商品
季節限定商品
交通アクセス
かつては店舗の近くに、京王電気軌道(現:京王電鉄)の初代新宿駅であった「新宿追分駅」が所在した。現在も「新宿追分」停留所があり、新宿区のコミュニティバス「新宿WEバス」や都営バスが停車する。 →「京王線の新宿駅付近の廃駅」も参照
脚注
参考文献
関連項目外部リンク |
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