飯田里樹飯田 里樹(いいだ さとき、1974年2月18日[1] - )は、日本の男性音響監督。現在はフリーランス。 経歴当初は映画監督志望であり、高校時代は映画研究部に所属して、8ミリフィルムで実写映画やセルアニメを撮っていた[2]。その時に映画監督になりたく、映像系の専門学校を選ぶ[2]。当時はハリウッド映画の全盛期で日本映画は元気がなかったため、テレビ番組制作会社のダックスプロダクションに入社[2]。 その後、声優ブームが来たこともあり、取引先から「ドラマCDを作りませんか?」と誘われて、ドラマCDの制作業務を始める[2]。そのドラマCDがアニメ化されることになり、「アニメの音響制作もやりませんか?」、「じゃあ、やりましょう」となり、アニメの音響監督としての活動を始める[2]。その後はだんだんアニメの音響の仕事が増えていったという[2]。1990年代後半から2000年代前半にかけて、Triangleや株式会社ウィルを中心に、数多くのアダルトゲームにて音響監督を務めた。平行してテレビアニメの音響制作も務め、1999年には『超特急ヒカリアン』にて、テレビアニメ音響監督としてのデビューを飾った。2004年頃から徐々に一般向けアニメの音響作業に重点を置くようになり、近年は岸誠二監督作品の常連スタッフとしても活躍している[3]。この他にドラマCDも多く手がける。 人物SEへのこだわりが強く、これは音響効果の奥田維城によるものが大きいとのこと。 『瀬戸の花嫁』や『天体戦士サンレッド』のフィギュアを自作した事がある。『あそびあそばせ』では制作した性教育人形が本編で使用されている。 『Angel Beats!』では音響監督の立場に留まらず脚本会議の段階から参加している[3]。 一緒に仕事をすることの多い岸のことをリーダーシップのある人物だと評する一方、自分は現場でのアドリブが多いと飯田は『電撃G’sマガジン』とのインタビューの中で話しており、岸から「この場面の音楽をどうすべきか」と尋ねられた場合、絵を見ないとわからないと答えざるを得ず、いつも言い合いをしながらアニメを作っていると語っている[3]。 主な作品特に表記のない限りは、全て「音響監督」としての参加である。 テレビアニメ1997年
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Webアニメ
ドラマCD2002年 2004年
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2009年 2010年 2019年
2023年 性教育人形制作協力2018年 アダルトゲーム
ラジオ番組2004年
2006年 参考文献
出典
関連項目外部リンク
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