LOVE (長渕剛のアルバム)
『LOVE』(ラブ)は、日本のミュージシャンである長渕剛のベスト・アルバムである。 ラブソングをコンセプトに『LOVE』と『SONGS』の2枚に分けて選曲している。その中で、リミックス&ボーカルのみ再レコーディング(new vocal表記)や、リミックスのみ施して(remix表記)収録したものがある。また特典として、DVDが付属している。 背景前作『Come on Stand up!』(2007年)リリース後、長渕は2007年6月6日のZepp福岡より7月11日のZepp東京に至るまで、全国7都市全7公演におよぶ自身初となる女性客限定のライブツアー[1]「LADY’S NIGHT 2007 -Acoustic-」を開催[2][3]、その後9月7日のさいたまスーパーアリーナより12月9日の国立代々木第一体育館に至るまで、全国14都市全19公演におよぶツアー「2007 ARENA TOUR Come on Stand up!」を開催[2][4]、約15万人を動員した[5]。さらにその後、10月12日より放送が開始されたTBS系テレビドラマ『歌姫』(2007年)の主題歌として、長渕がTOKIOに提供した「青春 SEISYuN」(2007年)が使用された。同曲は11月28日にシングルとしてリリースされ、オリコンチャートでは1位を獲得、売り上げは約9万枚となった[6]。 2008年に入り、1月14日には長年に亘り長渕の作品やライブなどで写真撮影を担当していた大川奘一郎が死去した(享年60)[7]。死の前日に見舞いに行った長渕が「大川ちゃん、俺ら、好き勝手に生きたいように生きてきたから……俺もそのうち行くからさあ」と声を掛けると、大川は「剛、あまり待たせるなよな」と答え、それが長渕と大川の最後の会話になったという[7]。大川の葬儀は全て長渕が取り仕切り、棺から遺影、照明や効果音も全て長渕が指示を出した[7]。葬儀にはイルカや南こうせつも参列し、全員で歌を歌い、また棺に別れの言葉を書いた[7]。 4月9日にはライブツアー「2007 ARENA TOUR Come on Stand up!」よりツアーファイナルとなった国立代々木第一体育館の模様を中心に収録した3枚組ライブDVD『2007 TSUYOSHI NAGABUCHI ARENA TOUR "COME ON STAND UP!"』をリリースした。 構成下記のアルバムから、「愛を」テーマに選曲されている[8]。また長渕自身の「現在最もふさわしい形」という要望により、曲によってリマスタリング、リミックスあるいはボーカルのみ再レコーディングが行われている[9]。
リリース2008年5月14日にフォーライフミュージックエンタテイメントよりリリースされた。 本作リリース後の6月18日より、女性向け携帯サイト「Girlswalker.com」にて、本作収録曲の歌詞にイラストが添えられたデコメールの「長渕剛 歌詞デコメ」が配信された[10]。 批評
チャート成績オリコンチャートでは最高位5位、登場回数8回となり、売り上げ枚数は4.4万枚となった[13]。また、タワーレコードの「ジャパニーズ ロック&ポップス アルバム」部門では2008年5月12日付けで16位となった[12]。 収録曲DISC 1 (CD)
DISC 2 (DVD)
DVD収録規格スタッフ・クレジット音楽スタッフ
パッケージ・デザイン
DVD
その他
脚注
外部リンク |
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