この項目では、NGT48の楽曲について説明しています。東日本旅客鉄道が実際に運行していた列車については「とき (列車) 」をご覧ください。
「Maxとき315号 」(マックスときさんびゃくじゅうごごう)は、日本 の女性アイドルグループ・NGT48 の楽曲。作詞は秋元康 、作編曲は松本一也が担当した。センターポジションは高倉萌香が務めた[ 1] 。
背景とリリース
NGT48初のオリジナル楽曲で[ 2] 、2016年 3月9日 発売のAKB48 43rdシングル「君はメロディー 」Type Dのカップリング曲として収録された[ 3] 。
タイトルの『Maxとき315号 』は、上越新幹線 の東京 発新潟 行き下り列車で、2012年 9月30日から2019年 3月15日まで実在した便名[ 注 1] [ 4] 。歌唱メンバーは、兼任の柏木由紀 [ 注 2] を除く発売当時に在籍していた25名となっている。
AKB48グループ の楽曲の投票イベント『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2017』[ 注 3] では第1位を獲得した。
新型コロナウイルス感染拡大の影響 により緊急事態宣言 が出ていた2020年 5月13日 には、NGT48の全メンバー[ 注 4] がそれぞれの自宅で撮影した映像による『Maxとき315号 おうちで踊ってみた』をYouTube のNGT48公式チャンネルで公開した[ 7] 。当時のキャプテンだった角ゆりあ の発案により企画したもので、「これを見て少しでも元気になってくれたら嬉しい」との願いを込めて制作したという[ 8] 。
音楽性と批評
ピアノとアコースティックギターで演奏されるイントロから、新潟を舞台にした小説『雪国 』の冒頭を想起させるような歌詞のAメロでの歌い出しとなっている[ 4] 。楽曲は爽やかなアイドルソングである[ 9] 。
ドワンゴジェイピーnews 編集部の高橋学は、同じ2016年にリリースされた「サイレントマジョリティー 」(欅坂46 )が刺激的な楽曲なのに対し、本曲はどこまでも優しい楽曲になっているといい、新潟の風景が浮かんでくるような歌詞であるが、それぞれの故郷を思い起こさせてくれる楽曲であるという[ 2] 。また、アイドルファンからは「2016年度のNo.1」とSNSで共有されることも多かったともいう[ 2] 。
メディアでの使用
NGT48メンバーが出演する東日本旅客鉄道 (JR東日本)新潟支社 の旅ブランド『TYO』「ときめき、TYO」篇のCMソングに使用された[ 10] 。また、一正蒲鉾 の減塩商品シリーズのCMソングにも使用されていた[ 11] 。
ミュージック・ビデオ
ミュージック・ビデオ (MV) は新潟県各地で雪が降り積もるなか撮影され、萬代橋 [ 9] 、万代シテイ 周辺、NGT48劇場 、新発田城址公園 [ 12] 、帝京長岡高等学校 などが確認できる[ 13] 。MV監督は中村太洸 が務めた[ 14] 。
歌唱メンバー
CGM48によるカバー
CGM48 は、本楽曲を「Chiang Mai 106 」というタイトルでカバーしている。「Maxとき315号」では上越新幹線の列車名をタイトルとしているが、「Chiang Mai 106」はチェンマイから南隣のランプーン県に通じる国道106号線をタイトルとしている。歌詞も原曲のメッセージ性を残しながらも細部を南国に合わせたものに変更している。
収録曲
CD / 音楽配信 # タイトル 作詞 作曲 編曲 時間 1. 「Chiang Mai 106」(原曲: NGT48の「Maxとき315号」) 秋元康 、Tanupop Notayanont(訳詞)、Pongchuk Pissathanporn(訳詞)松本一也 松本一也 4:43 2. 「วาเลนไทน์โชคดี (Onegai Valentine)」(原曲: HKT48の「お願いヴァレンティヌ 」) 秋元康、Prapop Chomthaworn(訳詞) 小川コータ 生田真心 5:03 3. 「CGM48」(原曲: AKB48の「AKB48」) 秋元康、Pongchuk Pissathanporn(アレンジ) 渡辺未来 梅堀淳 3:58 4. 「Chiang Mai 106 (off vocal ver.)」 松本一也 松本一也 4:43 5. 「วาเลนไทน์โชคดี (Onegai Valentine) (off vocal ver.)」 小川コータ 生田真心 5:03 6. 「CGM48 (off vocal ver.)」 渡辺未来 梅堀淳 3:58
選抜メンバー
いずりな (伊豆田莉奈)
オーム(Punyawee Jungcharoen)
ミルク(Chayanan Jedpeenongruamjai)
パリマ(Chutipapha Rattanakornyannawut)
ピーポー(Jirattikan Tasee)
カイワーン(Manita Chanchai)
マーミン(Manichar Aimdilokwong)
エンジェル(Napassanan Thambuacha)
ニーナー(Nattarika Boontua)
ニーニー(Phitchayapha Supanya)
ピン(Pinpana Saengboon)
ミーン(Pitchayathida Sonthisakwanna)
フォーチュン(Pundita Koontawee)
シター(Sita Teeradechsakul)
カニン(Vithita Srasreesom)
パンチ(Wacharee Danphasukkul)
脚注
注釈
^ 東京駅を10時16分に発車し、終点新潟には12時24分に到着する。
^ なお、2024年 3月16日 に横浜 ・ぴあアリーナMM で行われた『柏木由紀卒業コンサート〜17年間、歩いて来たこの道〜』では、柏木を含むAKB48メンバーによって本曲が歌われたが、柏木に関連したNGT48メンバー及び元メンバーのサプライズ出演はなかった(但し、共働していた北原里英 からはビデオメッセージが寄せられている[ 5] )。
^ 『AKB48グループ リクエストアワー セットリストベスト100 2017』2017年1月21日 - 22日、東京ドームシティホール [ 6]
^ 2020年5月時点で在籍のNGT48メンバー13名と、研究生17名[ 7] 。
出典
映像外部リンク
NGT48
CGM48
現役メンバー
1期生 ドラフト3期生 2期生 3期生
磯部瑠紅
喜多花恵
北村優羽
木本優菜
水津菜月
杉本萌
鈴木凜々花
研究生
4期
浅生珠菜
磯崎菜々
奥村百花
木本杏菜
佐藤広花
新沢葵唯
関野山凪
高島柚愛
西川晴菜
原愛実
吉原愛里衣
5期
安座間結
阿達夢
大町佑香
甲斐瑞季
北澤百音
佐藤柚花
須藤凜華
谷口陽香
辻田季音
中田麻実
皆川日和
元メンバー
チームNIII 1期生 ドラフト3期生 2期生
小見山沙空
富永夢有
寺田陽菜
諸橋姫向
古舘葵
古澤愛
川越紗彩
曽我部優芽
真下華穂
小越春花
メディア出演(○は継続中、△は番組は継続中だがNGT48メンバーの出演は終了)
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