リンダ・ヘンリック
リンダ・ヘンリック(Linda Hennrick, 生年不詳 - )は、英語圏の女性ポップス・作詞家、翻訳家、歌手。 日本では、THE ALFEE、白鳥英美子、井上大輔、マリーンなど、クラシック音楽、ポップス、ロックからアニメソングまで幅広い楽曲提供で知られる。デュオOASISのメンバー。 来歴生い立ち出生に関する文献はほぼ皆無である[1]。 デュオ・「OASIS」デビュー日本人で初めて「MGMレコード」と契約したシンガーソングライター・寺田十三夫とのユニットOASISでデビュー。デビューシングル『OASIS』は、小椋佳が作詞し、寺田が作曲した。リンダは英語訳詞し、本作には日本語詞、英語詞が収録されている[2]。 作詞家デビュー1月、安全地帯のデビュー・アルバム『安全地帯I Remember to Remember』の収録曲、「BIG JOKE(ビッグ・ジョーク)」の作詞を小椋佳と共作した。この曲の名はその後、安全地帯のファンクラブ名になった。 アニメ『エリア88』サウンドトラック(KING RECORD KICA-2113)に、「LONG AGO AND SO FAR AWAY」「RAZOR’S EDGE」を提供する。作曲・編曲は新田一郎。 9月、THE ALFEEのシングル『ROCKDOM -風に吹かれて-』のB面「DAYS GONE BY」に参加する。高見沢俊彦の作詞を英訳し、同年11月、アルバム『AGES』収録の「AMERICAN DREAM」英訳と「夢の終わりに」のコーラスに参加した。 3月、THE ALFEEのシングル『君が通り過ぎたあとに -Don't Pass Me By-』のB面「FOR THE BRAND-NEW DREAM」に訳詞提供する。アニメ映画『タッチ3 君が通り過ぎたあとに』のエンディングテーマであった。 4月、上田浩恵のデビュー・アルバム『PLACE IN THE SUN』収録の2曲に参加する。いずれも崎谷健次郎の作曲・編曲作品で、「HELP ME CUPID」は崎谷が音楽担当した映画『いとしのエリー』(東宝、1987年)の挿入歌となった。 7月、斉藤由貴主演の映画オムニバス『トットチャンネル サウンドア・ラ・カルト』収録の「Angel Kiss」を提供する。映画音楽を担当したかしぶち哲郎の作曲・編曲・プロデュースであった。 7月、井上大輔のアルバム『ブルー』収録曲のうち、「HURRICANE」の作詞を森田由美と共作する。大塚製薬「ポカリスエット」のテレビコマーシャルソングとなった。 12月、同じく井上大輔のシングル表題曲「AT THE CLUBHOUSE」も作詞した。 この曲は、「OLD CLUB HOUSE」としてサントリー「オールド・クラブ・ハウス」テレビコマーシャルソングとなった。 3月、井上大輔のアルバム『サファイア・ブルー』に「AT THE CLUBHOUSE」が収録された。「Share my love」は、東海旅客鉄道・東海道新幹線25周年テレビコマーシャルソングとなった[3]。 5月、井上大輔のシングル『遊びきれない 休めない』収録の「GRAND NEW WORLD」を提供し、アサヒビール「スーパーイースト」のテレビコマーシャルソングとなった。翌6月、アルバム『ブルー・ダイアモンド』に収録された。「STRAIGHT FROM THE HEART」は、第一興商の企業コマーシャルソングとなった。マリーンに提供した「LET ME BE YOUR ANGEL」は、井上鑑の作曲で、ソニーのテレビコマーシャルソングとなった。 12月、白鳥英美子のアルバム『VOICE OF MINE』収録の「PORTRAIT OF MY LIFE」に参加する。 3月、石川鷹彦のアルバム『WORDS II』に収録の「AS TIME PASSES BY」「BACK TO THE AIR」の2曲に参加する。 11月、服部克久のアルバム『音楽畑3・BON VOYAGE』に「DREAM AVENUE〜夢通り-1950,ニューヨーク」「LE PETIT BONHEUR〜ル・プティ・ボヌール」を提供する。 10月、白鳥英美子のアルバム『CROSS MY HEART』に収録の表題曲、「ROOTS〜FAMILY TREE〜」の2曲を提供する。 6月、白鳥英美子のアルバム『BIG YELLOW MOON』に収録の「THE BOOK OF LIFE」を提供する。7月にシングルが発売され、テレビ東京系アニメ『コスモウォーリアー零』エンディングテーマとなった。 作品提供したアーティスト
脚注 |
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