さんふらわあ きりしま
さんふらわあ きりしまは、商船三井さんふらわあが運航するフェリー。本項目では、2018年9月15日就航の2代目を取り扱う。 概要さんふらわあ きりしま (初代)の代船としてジャパン マリンユナイテッド横浜事業所磯子工場で建造され、2018年9月15日に就航した。[5][6]。なお、当初は2018年6月就航予定とされていたがその後夏季の就航予定に順延された。 2015年11月16日に大阪-志布志航路の使用船舶2隻の代替と新造船の概要が発表された。その後、2017年1月31日、船名は先代の「さんふらわあ さつま」「さんふらわあ きりしま」をそれぞれ継承することが発表された。薩摩と霧島は南九州を代表する地域名で、南九州への「カジュアルクルーズ」を容易にイメージしやすいこと、前船が約24年間に渡って活躍しており、その名が親しまれていることなどが理由とされた。 設計→「さんふらわあ さつま § 設計」を参照
先に建造された1番船の3代目さんふらわあ さつまの同型船である。 船内船内デザインはクルーズ客船のにっぽん丸の改装などを手掛けた渡辺友之によるもので、カジュアルクルーズ船として「船旅」を楽しむことを主眼に、船室の個室化と設備の充実化、パブリックスペースの拡大が図られた[4]。 デザインコンセプトの主軸として、明治維新世代の13歳の女子「さくら」が設定されている[7]。 船室前船と比較して個室が2割増(94室)となり、新たに専用バルコニーを有するスウィートが設けられたほか、全室にシャワー、洗面台、トイレが完備された。寝台は階段式となり、TVが装備された。 なお発表当初、「スーペリア」は「スタンダード」、「プライベートキャビン」は「プレミアムツーリストベッド」、「プライベートベッド」は「ツーリストシングル」と呼称されていた。
設備パブリックスペースが前船の2.5倍に拡張され、レストランも面積は1.5倍、席数2割増(206席)となった。大浴場は1.7倍に拡張され、24時間利用可能なシャワールームが設けられる。また、トラックドライバー専用の大浴場が別に設けられる。 パブリックスペース
供食物販設備
入浴設備
脚注
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