アラブ首長国連邦軍
アラブ首長国連邦軍(アラブしゅちょうこくれんぽうぐん、アラビア語: القوات المسلحة لدولة الإمارات العربية المتحدة, ラテン文字転写: Al-Quwwāt al-Musallaḥa li-Dawlat al-ʾImārāt al-ʿArabīyyah al-Muttaḥidah,英語: Union Defence Force)は、アラブ首長国連邦陸軍、アラブ首長国連邦海軍、アラブ首長国連邦空軍を含むアラブ首長国連邦の軍隊である。 陸軍、海軍、空軍、防空軍、準軍事組織の警察軍を含む連邦軍は国防軍と呼ばれ、アブダビ、ドバイ、ラアス・アル=ハイマの3首長国は首長国軍を保有しており、UDFから地域コマンドと呼ばれている。これらを総称して連邦軍と呼ばれる。 歴史1971年12月22日に、それまでイギリスが保有していたトルーシャル・オマーン偵察隊を引き継ぐ形で成立した[2]。 2015年にアラブ首長国連邦軍にとって初の海外基地を設置することでエリトリアと合意し[3]、イエメン内戦への介入拠点ともされ、これによりアッサブにUAEの保有するフランス製のミラージュ2000戦闘機や中国製の翼竜無人攻撃機などが展開された[4]。 2016年からリビア東部のアル・カディムにも2014年リビア内戦に介入するために駐留し、基地にはUAEの保有するCOIN機のエアトラクターAT-802と翼竜無人機などが展開された[5]。 2017年にはソマリランドとも海外基地の開設で合意した[3]。
アラブ首長国連邦陸軍![]() アラブ首長国連邦陸軍は64,000人の兵力を保有する。陸軍の主な任務は国の防衛である。 装備小火器
車両
砲
防空兵器アラブ首長国連邦海軍→「アラブ首長国連邦海軍艦艇一覧」も参照
アラブ首長国連邦海軍は海兵隊と沿岸警備隊を傘下においておりこれらを含めて2,500人の兵力を保有している。 アラブ首長国連邦空軍![]() アラブ首長国連邦空軍は4,000人の人員を保有する。装備する航空機はアメリカ、フランス、イギリスなどさまざまな国から購入している。 装備[6]戦闘機
対潜哨戒機・早期警戒管制機・偵察機
給油機輸送機
練習機
回転翼機
無人機統合航空司令部偵察機
輸送機回転翼機
準軍事組織アラブ首長国連邦警察軍アラブ首長国連邦警察軍は、国境警備や国内の治安維持にあたっている。 首長国軍
脚注
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