アンディ・サーキス
アンディ・サーキス(Andrew Clement Serkis, Andy Serkis, 1964年4月20日[1] - )は、イギリス・ロンドン出身の俳優、モーションアクター、映画監督。 経歴父はアルメニア人の医師[2][3][4]。父の仕事の関係でロンドンやバグダードで育つ[5]。ランカスター大学で学んだ。当初は舞台美術の仕事に就くつもりであったが役者に転向し、舞台に出演するようになる。1989年からテレビに出演するようになり、1994年には映画デビューした。 2000年代以降はピーター・ジャクソン作品の常連となり、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズではモーションキャプチャでゴラムを、『キング・コング』ではコングと船内のコック、ランピーを演じている。撮影中は体にぴったりとしたボディ・スーツを着て演じた。コングを演じる際には、ゴリラの習性や特徴を研究するため、はるばるアフリカの野生保護区で飼育されているゴリラと直接触れ合ってコミュニケーションを取るなど、徹底した役作りを行なった[6]。2012年公開の映画『ホビット』では、ゴラムを再び演じるだけでなく、第2班監督も務めている[5]。 2011年には、特殊映像効果について学べるスタジオ "The Imaginarium Studios" をロンドンに設立している[7][8]。 2014年公開の映画『GODZILLA ゴジラ』では、クレジットなしであるがモーションキャプチャを担当した[9]。前述のキングコングとゴジラ、両方のキャラクター演技を担当したのは、『ゴジラ』(1954年)、『キングコングの逆襲』(1967年)においてスーツアクションを担当した中島春雄以来となる[9]。 2017年、『ブレス しあわせの呼吸』で監督デビューした。 女優である妻のロレイン・アシュボーンとの間に、いずれも役者として活動する3人の子供(ルビー、ソニー、ルイ)がいる[5][10]。 俳優としての特徴『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムや、『猿の惑星』のシーザーなど、モーションキャプチャを使った特殊なキャラクターを演じることが多い。 出演作品※役名の太字表記は主演。 映画
WEB配信映画
テレビシリーズテレビドラマ
WEB配信ドラマ
テレビアニメ
WEB配信アニメ
監督・製作作品映画
日本語吹き替えモーションキャプチャとしての出演がメインの作品においては『ロード・オブ・ザ・リング』以降、チョー(長島雄一)が主に担当しており、2004年にはサーキスと対面を果たし、専属(フィックス)声優として本人から公認されている[12]。 このほかにも、実写での出演がメインの作品では相沢まさき、岩崎ひろし、広田みのる、仲野裕などが複数回、声を当てている。 参考文献
外部リンク
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