エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ
「エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ」(Ain't Too Proud to Beg)は、アメリカ合衆国のR&Bグループ、テンプテーションズが1966年に発表した楽曲。ノーマン・ホイットフィールドと、ホーランド=ドジャー=ホーランドの一員であるエディ・ホーランド・ジュニアが共作した。シングルとしてリリースされた後、アルバム『Gettin' Ready』にも収録された。 オリジナル・ヴァージョンリード・ボーカルはデヴィッド・ラフィンによる。『Gettin' Ready』からの第1弾シングルとしてリリースされる計画もあったが、最終的には「ゲット・レディ」が先にシングルとしてリリースされ、本作は同アルバムからの第2弾シングルとなった[3]。アメリカのBillboard Hot 100では13位に達し[1]、『ビルボード』のR&Bシングル・チャートでは8週にわたって1位を獲得した[3]。全英シングルチャートではテンプテーションズにとって初のトップ40入りを果たし、最高21位に達した[2]。 この曲の大ヒットを機に、ノーマン・ホイットフィールドはテンプテーションの作品を多数プロデュースしていくようになる[4]。 他メディアでの使用例「エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ」は、映画『再会の時』(1983年公開)のサウンドトラックで、同じくテンプテーションズの大ヒット曲である「マイ・ガール」と共に使用された[5]。
カバーローリング・ストーンズ
ローリング・ストーンズは、1974年に発表されたアルバム『イッツ・オンリー・ロックン・ロール』に「エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ」のカヴァーを収録。レコーディングには、外部プレイヤーとしてビリー・プレストンとエド・リーチが参加している[8]。アメリカでは同アルバムからの第2弾シングルとしてもリリースされた。 リック・アストリー
イギリスの歌手リック・アストリーは、アルバム『ホールド・ミー・イン・ユア・アームズ』(1988年)に「エイント・トゥー・プラウド・トゥ・ベッグ」のカヴァーを収録し、アメリカや日本ではシングルとしてもリリースされた。アストリーのヴァージョンは、アメリカのBillboard Hot 100で89位、『ビルボード』のアダルト・コンテンポラリー・チャートでは16位に達している[10]。ストック・エイトキン・ウォーターマンがプロデュースを務めた最後のシングルである。 その他のカバー
脚注
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