エデル・チタディン・マルティンス
エデル(Éder)ことエデル・チタディン・マルティンス(Éder Citadin Martins、1986年11月15日 - )は、ブラジル出身の元サッカー選手。元イタリア代表。現役時代のポジションはFW。祖父母はイタリア人[1]。 クラブ経歴キャリア初期2003年にブラジルのクリシューマの下部組織に入団し、翌年にトップチームデビュー。 2005年にイタリア・セリエAのエンポリへ移籍。2007年3月18日のSSラツィオ戦でイタリアデビューを果たした。しかしデビュー後は出場機会に恵まれず、クラブもセリエBへ降格。翌シーズンもエンポリに残留したが、その後もベンチ生活が続いたため、2007年12月にセリエBのフロジノーネへ移籍。2008-09シーズンには33試合14得点を記録した。 フロジノーネでの活躍が評価され、2009年にセリエBのエンポリへ復帰。復帰1年目の2009-10シーズンに27得点を叩き出し、セリエB得点王に輝いた。 サンプドリアセリエAに所属するブレシア、チェゼーナへのレンタル移籍を経て、2012年1月にセリエBのサンプドリアへ移籍。冬移籍ながらも19試合5得点を記録し、セリエA昇格に貢献。 セリエA昇格後もクラブの中心選手として活躍し、2014-15シーズンには前半戦だけで19試合12得点を記録する活躍を見せた。 インテル2016年1月29日、インテルナツィオナーレ・ミラノに買い取り義務付の2年契約でレンタル移籍[2]。契約は2020年夏までの4年半。背番号はサンプドリア時代と同じ23番。2016年1月31日に行われたACミランとのミラノダービーでインテルデビューを果たした。2016-17シーズンには退団したロドリゴ・パラシオに代わりキャプテンであるマウロ・イカルディの貴重な控えとして途中出場が大半ながらも8得点を挙げた。 江蘇蘇寧2018年7月13日、江蘇蘇寧足球倶楽部に移籍した[3]。2020シーズンは江蘇蘇寧の中国スーパーリーグ優勝に貢献するが、給料未払いなどの問題からクラブに不信感を抱き、不相応な待遇を受けたとしてクラブの親会社である蘇寧グループへの怒りをあらわし退団した[4]。クラブは間も無く、中国スーパーリーグからの脱退を発表している。 サンパウロ代表歴2015年3月22日、ブルガリアとのEURO2016予選、およびイングランドとの親善試合に向けたイタリア代表メンバーに初招集。 2015年3月28日に行われたEURO2016予選・ブルガリア戦に後半から途中出場しイタリア代表デビューを果たすと、試合終了間際に同点ゴールを挙げ、代表初得点を記録した[6]。 UEFA EURO 2016では2016年6月17日に行なわれたグループリーグ第2節のスウェーデン戦で、0-0で迎えた88分に決勝ゴールを挙げイタリアのグループリーグ突破に貢献した[7]。 所属クラブ
タイトルクラブ
個人
脚注
外部リンク
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