サルヴァトーレ・シリグ
サルヴァトーレ・シリグ(Salvatore Sirigu, 1987年1月12日 - )は、イタリア・サルデーニャ州ヌーオロ出身のサッカー選手。元イタリア代表。パレルモFC所属。ポジションはゴールキーパー。 クラブ経歴SSCヴェネツィアのユースで育ち、USチッタ・ディ・パレルモへ移籍。2006-07シーズンにはコッパ・イタリア、UEFAカップに出場。2007-08シーズンはセリエC1のUSクレモネーゼ、2008-09シーズンはセリエBのACアンコーナへ期限付き移籍して実践経験を積んだ。 2009-10シーズンにパレルモへ復帰。当初はマルコ・アメリアと入れ替わりでジェノアより加入したルビーニョの控えGKと位置付けられていたが、ユヴェントス戦で2-0の完封勝利に貢献するなど定位置を獲得し評価を上げた。2010-11シーズンはルビーニョがトリノFCにレンタル移籍したため正GKの座を確固なものとした。 2011年7月28日、契約内容についてクラブとトラブルとなった末にフランスのパリ・サンジェルマンFCに移籍[1]。契約期間は4年間。移籍後はニコラ・ドゥシェからポジションを奪うとそのまま最後までその座を守り全試合に出場したが優勝は逃した。2年目も引き続きレギュラーを務め、33試合で16失点と安定感を見せて19年ぶりの優勝に貢献した。しかし2015年にケヴィン・トラップが加入するとポジションを奪われ、シーズン終了後に退団を希望した[2]。 2016年8月27日、スペインのセビージャFCへ1年間のレンタル契約で移籍したが[3]、リーグ戦2試合の出場に終わり半年で退団した。2017年1月31日、CAオサスナへシーズン終了までの契約でレンタル移籍[4]。2017年6月28日、パリ・サンジェルマンとの契約を解除し、トリノFCに加入[5]。4年間正GKを務め、2021年7月に退団した[6]。2021年8月3日、ジェノアCFCに加入した[7]。2022年8月11日、SSCナポリに加入した[8]。しかし、アレックス・メレトの後塵を拝し出場機会は無く、2023年1月25日にACFフィオレンティーナに移籍した[9]。2023年9月18日、OGCニースに加入した[10][11]。2024年1月16日、ファティ・カラギュムリュクSKに移籍した[12]。2024年8月24日、パレルモFCに移籍した[13]。 代表経歴U-18、U-19、U-21イタリア代表歴がある。2010年2月28日、当時のマルチェロ・リッピ監督によってカメルーンとの親善試合に臨むA代表メンバーに初選出。 しかし、2010 FIFAワールドカップの出場メンバーからは落選した。ワールドカップ後の8月10日、チェーザレ・プランデッリ新監督の初戦となるコートジボワール代表戦にてA代表デビューをした[14]。 2014 FIFAワールドカップのグループリーグ初戦イングランド戦で怪我のジャンルイジ・ブッフォンに代わり先発出場したものの、グループリーグ敗退に終わった。 2021年、UEFA EURO 2020ではジャンルイジ・ドンナルンマの控え第2GKとして参加、グループステージ最終節に途中出場[15]、以降は出場機会は無かったが、優勝を果たした。 個人成績
代表歴出場大会試合数
タイトルクラブ
代表脚注
外部リンク
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