クリス・フレクセン
クリストファー・ジョン・フレクセン(Christopher John Flexen, 1994年7月1日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アラメダ郡ニューアーク出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。愛称はビッグ・ベイビー(Big Baby)[2]。 経歴プロ入りとメッツ時代2012年のMLBドラフト14巡目(全体440位)でニューヨーク・メッツから指名され、プロ入り。契約後、傘下のアパラチアンリーグのルーキー級キングスポート・メッツでプロデビュー。7試合(先発6試合)に登板して1勝3敗、防御率5.63、26奪三振を記録した。 2013年もルーキー級キングスポートでプレーし、11試合に先発登板して8勝1敗、防御率2.09、62奪三振を記録した。 2014年はA級サバンナ・サンドナッツでプレーし、13試合に先発登板して3勝5敗、防御率4.83、46奪三振を記録した。この年にはトミー・ジョン手術を受けている[3]。 2015年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・メッツ、A-級ブルックリン・サイクロンズ、A級サバンナでプレーし、3球団合計で12試合(先発9試合)に登板して4勝2敗、防御率2.42、51奪三振を記録した。 2016年はA+級セントルーシー・メッツでプレーし、25試合に先発登板して10勝9敗、防御率3.56、95奪三振を記録した。オフの11月18日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐためにメッツの40人枠入りした[4]。 2017年、マイナーではA+級セントルーシーとAA級ビンガムトン・ランブルポニーズでプレーし、2球団合計で10試合に先発登板して6勝1敗・防御率1.76・63奪三振の成績を残した。7月27日にメジャー初昇格を果たし、メジャーデビューとなった同日のサンディエゴ・パドレス戦では先発を務めたが、3回を3失点で敗戦投手となった[5]。8月7日のテキサス・レンジャーズ戦でメジャー初勝利を挙げた[6]。この年メジャーでは14試合(先発9試合)に登板して3勝6敗、防御率7.88、36奪三振を記録した[7]。 2019年もメジャー未勝利に終わり、12月6日にDFAとなり[8]、11日に自由契約となった[7]。 斗山時代2019年12月にKBOリーグの斗山ベアーズと契約した[9]。 2020年は21試合に先発登板して、8勝4敗、防御率3.01の成績を残した。韓国シリーズ第2戦に先発登板し、勝利を記録している[10]。オフにFAとなった。 マリナーズ時代2020年12月19日にシアトル・マリナーズと2年総額475万ドルの契約を結んだ[11]。オプションとして2023年は球団側が選択権を所持する。 2021年は開幕から先発ローテーションに定着し、8月2日のタンパベイ・レイズ戦で10勝に到達[12]。最終的にア・リーグ2位となる14勝[13]、ア・リーグ7位となる防御率3.61という好成績を挙げた[14]。 2022年は先発としてスタートしたが、8月中旬からリリーフに転向した[15]。この年は33試合(先発22試合)に登板し、8勝9敗2セーブ、防御率3.73という成績を記録した[7]。 2023年は17試合(先発4試合)に登板したが、先発として開幕4連敗するなど[16]、4敗、防御率7.71と結果が残せず、6月27日にDFAとなった。7月3日にザック・マッケンハーンとの交換で、トレバー・ゴットと共にニューヨーク・メッツに移籍したが[17]、3日後の7月6日に自由契約となった[18]。 ロッキーズ時代2023年7月13日にコロラド・ロッキーズとマイナー契約を結んだ[19]。7月29日にメジャー契約を結び、同日のオークランド・アスレチックス戦で移籍後初先発初登板を果たした[20]。オフの11月3日にFAとなった[21]。 ホワイトソックス時代2023年12月30日、シカゴ・ホワイトソックスと1年契約を結んだ[22]。 2024年は33試合(うち3試合は中継ぎ)先発として登板したものの、3勝15敗と大幅に負け越した[7]。また、防御率こそ4.95とわずかに5点台には届かずに済んだものの、24本の本塁打を浴びた[7]。オフの10月31日にFAとなった[7]。 カブス時代2025年2月17日にホワイトソックスと同じくシカゴに本拠を置くシカゴ・カブスとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングには招待選手として参加した[23]。しかし、オープン戦では2試合の登板で防御率9.82と結果を残せず、3月20日に自らオプトアウトを行使して、AAA級アイオワ・カブスに配属となり、そのままマイナーリーグのキャンプに参加した[24]。マイナーでは開幕後、傘下のアイオワで5試合に登板して3勝を挙げる活躍を見せ、4月30日にメジャーに昇格した[25]。 8月4日、カブスからマイナー降格を言い渡されたが、マイナー行きを拒否しリリース(解雇)となった[26]。 選手としての特徴平均球速は92.1mph(約148.3km/h)で、フォーシームを主体としている。 割合順では次いでカットボール、チェンジアップ、カーブ、スライダー、ツーシームを使用する[27]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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