コニファーフォレスト
コニファーフォレストは、山梨県富士吉田市にある富士急行所有のスケート場、野外コンサートホール。 概要1986年(昭和61年)に開催されるかいじ国体冬季スピードスケート会場として、国道139号を挟んだ富士急ハイランドの南側にクラブハウス付全周400mのスケートリンクが整備され、冬季大会開会式が行われた1月28日に開園した。 かいじ国体で使用された後は主に富士急行スピードスケート部が練習場と使用しており、アルベールビル女子500m銅メダルの橋本聖子や長野五輪女子500m銅メダル岡崎朋美をはじめ、多くのオリンピック選手をこのリンクで育成した。また、練習日以外は山梨県内の小学校を対象としたスケート教室の開催や、ハイランド内のリンク「クリスタルラグーン」と合わせて一般にも貸し出している。 現在、同スケート部に所属していた橋本聖子の功績を称え『SEIKO-OVAL』(セイコオーバル)の名前が付けられている。また、クラブハウス内には岡崎朋美の功績を称えた「スケートミュージアム」も設置されている。 コンサート会場として![]() 夏季はリンク化されない一方で、「サウンドコニファー229」と題し、近隣の河口湖ステラシアターと共に大型ライブ等の屋外イベント会場として使用されている。 レゲエジャパンスプラッシュやサマーソニック、オーガスタキャンプなどの大型ロックフェスティバル、ダンスミュージックフェスティバルの会場として開催される、いわゆる「会場貸し」や、大物アーティストのワンマンコンサートなど、様々な形態にて開催される。「気志團万博2006」など、富士急ハイランドという特性を活かしたアミューズメント性の高い音楽イベントも実施されている。20周年目の2008年公演では、富士山近辺という地域を意識し、環境問題を取り上げたフェスティバル「FUJI QUEST 2008」を実施。同じく2008年公演として、テクノ・ハウスミュージックを取り上げた「OTODAMA AFTER PARTY 2008」(テイ・トウワ、Studio Apartment、ケン・イシイ、DAISHI DANCE、RYUKYUDISKO、ブライアン・バートンルイス等出演)を実施。 2010年には、会場が所在する富士吉田市出身のロックバンドフジファブリックのコンサート「フジファブリック presents フジフジ富士Q」が行われた。前年にフロントマンの志村正彦が急逝しており、かつて志村がコニファーフォレストで鑑賞し音楽家を志したという奥田民生らが出演している。 近年では、アニメ・ゲーム・声優系の公演も多くなり、公演時期に合わせ富士急ハイランドでコラボイベントを実施するケースもある。 2011年の公演をもって一旦中断したものの、2013年に再開され、それ以降毎年開催されている。 主な使用実績冬季
夏季
所在地
アクセス→「富士急ハイランド § 交通アクセス」も参照
脚注注釈出典
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