ジョシュ・ヤン
ジョシュア・ライン・ヤン(Joshua Ryne Jung, 1998年2月12日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州サンアントニオ出身のプロ野球選手(三塁手)。右投右打。MLBのテキサス・レンジャーズ所属。弟のジェイス・ヤンもプロ野球選手。 経歴プロ入り前高校時代は野球と並行してアメリカンフットボールもプレーしていた[1][2]。2016年のMLBドラフトで指名がなかったため、テキサス工科大学へ進学した。 大学1年目の2017年は62試合に出場して打率.306、6本塁打、43打点の成績を記録し、ビッグ12カンファレンスの新人王を受賞した[3][4]。 2年目の2018年は65試合に出場して打率.392、12本塁打、80打点の成績を記録し[5]、この年の日米大学野球選手権大会のアメリカ代表に選出された[6]。 3年目の2019年は64試合に出場して打率.343、15本塁打、58打点の成績を記録した[7]。 プロ入りとレンジャーズ時代2019年のMLBドラフト1巡目(全体8位)でテキサス・レンジャーズから指名され、7月3日に契約した[8]。契約金は440万ドル[8]。傘下のルーキー級アリゾナリーグ・レンジャーズでプロデビューし、初打席で本塁打を放った[9]。その後、シーズン途中にA級ヒッコリー・クロウダッズに昇格[10]。この年は2チーム合計で44試合に出場して打率.316、2本塁打、28打点の成績を記録した[11]。 2020年はCOVID-19の影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり[12]、公式戦への出場はなかった[11]。 2021年のスプリングトレーニングで左足を疲労骨折し、手術を受けて療養した[13]。その後、6月にAA級フリスコ・ラフライダーズで実戦復帰し、シーズン途中にAAA級ラウンドロック・エクスプレスへ昇格。2チーム合計で78試合に出場して打率.326、19本塁打、61打点の成績を記録した[11]。 2022年は開幕前に左肩の関節唇を断裂して手術を受けた[14]。7月に実戦復帰し、9月9日にはメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りすると、その日のトロント・ブルージェイズ戦に「7番・三塁手」で先発出場してメジャーデビューを果たし、初打席でロス・ストリップリングからメジャー初本塁打を放った[15]。26試合に出場で打率.204、5本塁打、14打点だった[11]。 2023年6月29日にファン投票の三塁手部門で初となるオールスターゲームに選出された[16]。8月6日のマイアミ・マーリンズ戦でライナーを左手の親指に受けて骨折して故障者リスト入りした[17]。三塁手のレギュラーに定着し、122試合の出場で打率.266、23本塁打、70打点だった。 2024年4月1日のタンパベイ・レイズ戦で手首に死球を受けて骨折し、4月2日に故障者リスト入りした[18]。 選手としての特徴洗練された打撃が武器の大型三塁手。大学時代は遊撃手もこなしており、守備でも高い評価を受けている[19]。 詳細情報年度別打撃成績
MLBポストシーズン打撃成績
年度別守備成績
記録
背番号
代表歴
脚注
関連項目外部リンク
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