タイラー・アレクサンダー
タイラー・ジョン・アレクサンダー (Tyler John Alexander, 1994年7月14日 - ) は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のプロ野球選手 (投手)。左投右打。MLBのシカゴ・ホワイトソックス所属。 経歴プロ入り前高校時代、2013年のMLBドラフト23巡目(全体696位)でデトロイト・タイガースから指名を受けたが、契約を拒否してテキサスクリスチャン大学に進学した。 プロ入りとタイガース時代2015年のMLBドラフト2巡目(全体65位)で再びタイガースから指名され[1]、今度は契約に合意してプロ入りした[2]。契約後、傘下のA-級コネチカット・タイガース(現:ノーウィッチ・シーユニコーンズ)でプロデビューし、37回を投げて防御率0.97を記録した。 2016年はA+級レイクランド・フライングタイガースとAA級エリー・シーウルブズでプレーし、2チーム合計で25試合(先発24試合)に登板して8勝8敗、防御率2.44、105奪三振を記録した。 2017年はAA級エリーでプレーし、27試合(先発26試合)に登板して8勝9敗、防御率5.07、120奪三振を記録した[3]。 2018年はAA級エリーとAAA級トレド・マッドヘンズでプレーし、2チーム合計で26試合(先発24試合)に登板して6勝8敗、防御率4.44、95奪三振を記録した。 2019年7月3日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日行われたシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビューを果たした[4]。その後、9月16日のボルチモア・オリオールズ戦でメジャー初勝利を記録した[5]。この年メジャーでは13試合(先発8試合)に登板して1勝4敗、防御率4.86、47奪三振を記録した[6]。 2020年8月2日のシンシナティ・レッズ戦で3回表から2番手として救援登板し、救援投手としてはMLB最多記録となる9者連続奪三振を記録した[7]。この年は14試合(先発2試合)に登板して2勝3敗、防御率3.96、34奪三振を記録した[6]。 2021年は41試合(先発15試合)に登板して2勝4敗、防御率3.81、87奪三振を記録した[6]。 2022年は27試合(先発17試合)に登板して4勝11敗、防御率4.81、61奪三振を記録した [6]。 2023年は25試合(先発1試合)に登板して2勝1敗、防御率4.50、44奪三振を記録した[6]。オフの11月6日にDFAとなった[8]。 レイズ時代2023年11月10日にウェイバー公示を経てタンパベイ・レイズへ移籍した[9]。 2024年は23試合に登板して6勝5敗、防御率5.10、自己最多となる90奪三振を記録した[6]。オフの11月22日にノンテンダーFAとなった[10]。 ブルワーズ時代2025年2月12日にミルウォーキー・ブルワーズと1年総額100万ドルプラス出来高で契約を結んだ[11]。開幕後は21試合に登板(うち4試合は先発)したものの、3勝5敗1セーブ1ホールドの成績で6月1日にホセ・キンタナの復帰に伴ってDFA[12]、6月6日に自由契約となった。 ホワイトソックス時代2025年6月8日にシカゴ・ホワイトソックスと契約を結んだ[13]。契約後、同月5日に15日間の故障者リストに入ったジャレッド・シュスターの代役としてアクティブ・ロースター入りし[13]、同日に行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦 (レート・フィールド)に先発したマイク・バシルの後を受けて2番手として登板したが3回を投げて、1失点の内容で敗戦投手となった[14]。 選手としての特徴最速93.5mph[15](約150.5km/h)の速球にカーブ、スライダー、チェンジアップを交える[16]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
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