ダービン・ハム
ダービン・デモンテ・ハム・シニア(Darvin Demonte Ham Sr., 1973年7月23日 - )は、アメリカ合衆国・ミシガン州サギノー出身の元プロバスケットボール選手であり、現在は指導者。NBAのミルウォーキー・バックスでアシスタントコーチを務めている。 経歴現役時代テキサス工科大学在学中の1996年にNCAAのスラムダンクコンテストで優勝した。同年のNCAAトーナメントにも出場し、チーム史上初となるスウィート・シックスティーン(ベスト16)まで進出。ノースカロライナ大学との2回戦ではバックボードを破壊する豪快なダンクを決め、このシーンがスポーツ・イラストレイテッドの表紙を飾った[1]。 1996年のNBAドラフトでは指名がなく、ドラフト後の1996年10月1日にデンバー・ナゲッツと契約した。1997年にはNBAオールスターウィークエンドのスラムダンクコンテストに出場した。その後はインディアナ・ペイサーズ、ワシントン・ウィザーズ、ミルウォーキー・バックス、アトランタ・ホークス、デトロイト・ピストンズでプレーし、NBA通算で417試合に出場した。バックス時代には現代のNBAでも広く使用されているセットプレー「ハンマー・セット」の命名者となっている[2]。また、ピストンズ時代の2004年には自身初となるNBAチャンピオンに輝いた。 その後はDリーグなどでプレーし、2008年に現役を引退した。 コーチ時代2008年10月にDリーグのアルバカーキ・サンダーバーズのアシスタントコーチに就任し、チームが改名した2010年にはヘッドコーチに就任した。 2011年にはアメリカ合衆国国務省のスポーツ使節としてベネズエラを訪問し、貧しい子供たち200人を対象としたバスケ教室を開催した[3]。後にミャンマーでも同様の活動を行なっている[4]。 2011年から2013年までロサンゼルス・レイカーズのアシスタントコーチを務めた。 2013年にホークスのアシスタントコーチに就任した[5]。 2018年にホークスのヘッドコーチであるマイク・ブーデンホルツァーがバックスのヘッドコーチに就任すると、それを追って自身もバックスのアシスタントコーチに就任した。2021年には現役時代に続き2度目となるNBAチャンピオンに輝いた。 2022年6月3日にレイカーズと4年契約を結び、NBAでは自身初となるヘッドコーチに就任した[6]。 2023-24シーズン終了後に解任された[7]。 2024年6月10日、かつて在籍したバックスのアシスタントコーチに再び就任した[8]。 個人成績
NBAレギュラーシーズン
プレーオフ
ヘッドコーチ成績
脚注
外部リンク |
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