ティティパン・プアンチャン
ティティパン・プアンチャン(英: Thitiphan Puangchan, Thitipan Puangchan、タイ語: ฐิติพันธ์ พ่วงจันทร์、1993年9月1日 - )は、タイ王国・スパンブリー県出身のプロサッカー選手。タイ・リーグ1・バンコク・ユナイテッドFC所属。タイ代表。ポジションはミッドフィールダー(ボランチ)。 日本ではティッチパン・プアンジャンというカナ表記も使用される事がある[3]。 経歴クラブムアントン・ユナイテッドFCトップチームへの昇格後、1年目からタイ2部に所属していたスパンブリーFCに期限付き移籍し試合経験を積んだ。ムアントンに復帰した2012年にはタイ・プレミアリーグ優勝を経験。 その後は順調に年代別代表に選出されるなど活躍を続けていたが[4]、2016年にチャナティップ・ソングラシンら3選手が加入すると出場機会が減り、同年5月にチェンライ・ユナイテッドFCに移籍した[4]。2018年に移籍金3000万バーツ(約1億4000万円)でバンコク・グラスFC(現:BGパトゥム・ユナイテッドFC)に移籍[5]。同年5月に加入したタナブーン・ケサラットと中盤を構成するも、チームの調子は上がらず最終節でタイ・リーグ2降格の憂き目に遭った[4]。 2018シーズン終了後にバンコク・グラス公式サイト内のライブ番組にて、同クラブ会長のパウィン・ピロムパクディが提携先であるJリーグ・セレッソ大阪に期限付き移籍する見込みであると語ったが[4]、後に交渉は立ち消えになったとタイ国内で報道された[6]。その後、新たな移籍先として大分トリニータが浮上し、2019年1月18日に大分への期限付き移籍での加入内定が発表された[2]。AFCアジアカップ参加により、チームへの合流はリーグ開幕の約3週間前であったが、本人も予想外であったという2月23日の開幕節・鹿島アントラーズ戦のスターティングメンバーに選出されると、カウンターの起点も担うなどチームの勝利に貢献。試合後同僚の松本怜は「大分の細かい戦術を理解するのは難しいし、ましてや外国人。あそこまで理解してスムーズにプレーできるのはかなりすごい」と称賛し、ボランチコンビを組んだ前田凌佑は「ニューは攻撃も守備も両方できるので、ちょっとフォローするだけで良い」とコメントした[7]。5月8日、YBCルヴァンカップグループステージ第5節・ヴィッセル神戸戦にて、同試合の決勝点となる来日初得点を記録した[8]。ただ、第7節で島川俊郎にポジションを奪われるとその後は先発機会が減少、通算でリーグ戦20試合の出場であった。 2020年、BGパトゥム・ユナイテッドに復帰[9]。復帰後はチームの主力として2020-21シーズンのタイ・リーグ1優勝に貢献した。 2021年8月、同年末で満了するBGパトゥム・ユナイテッドとの契約を延長せずにJリーグ復帰を希望しているとサイアムスポーツによって報じられたが[10]、8月16日に1シーズンローンでバンコク・ユナイテッドFCに加入することが発表された[11][12]。 タイ代表2011年にU-19タイ代表に選出されて以降、U-23代表、A代表と各世代で名を連ねている。2019年、AFCアジアカップ2019のメンバーに選出されると、予選リーグ・決勝トーナメントと計4試合にフル出場し[2]、グループA最終節・開催国のUAE戦では0-1の状況から同点となるゴールを決め、チームを決勝トーナメント進出に導いた[13]。 人物・エピソード
所属クラブ
個人成績
代表歴
試合数
ゴール
タイトルクラブ
代表
脚注
関連項目外部リンク
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