テクノポート福井総合公園
テクノポート福井総合公園(テクノポートふくいそうごうこうえん)は、福井県坂井市にある公園。施設は福井県が所有し、グリーン・コンソーシアムが指定管理者として運営管理を行っている。 概要福井県の工業用地である福井臨海工業地帯(テクノポート福井)の一角、九頭竜川の河口そばに1994年4月に開設された。「テクノポート福井総合公園の設置および管理に関する条例」の第1条によると、「福井臨海工業地帯の都市機能の充実を図るとともに県民にスポーツおよびレクリエーションに親しむ場を提供すること」を目的とするとされている[1]。なお、公園内にはバーベキュー広場、芝生広場、各種ゴルフ場、球技場(テクノポート福井スタジアム)などが設置されている。 当公園の指定管理者は2014年3月まで財団法人福井県企業公社であったが、2014年4月よりグリーンシェルター・サウルコス福井パートナーズとなっている[3]。なお、福井県の当公園の維持に関する負担額は2005年段階で約1億800万円であったが、指定管理者制度の導入で当公園の運営・管理を民間委託したことなどを理由として2014年時点の負担額は4,360万円に減少している[4]。2019年4月からグリーン・コンソーシアムとなっている[5]。 芝生広場芝生広場(芝生大広場)は、総面積が10,000平方メートルである[1]。メインスタンドから見て右側のサイドスタンドは公園内の芝生築山の斜面を兼ねている。 ゴルフ場テクノポート福井スタジアム
テクノポート福井スタジアム(テクノポートふくいスタジアム)は、福井県内で最大規模の球技場である。 施設概要球技専用スタジアムとしては北陸有数の規模をもつ。ピッチサイズは160m×95mと、サッカーの標準サイズ(90-120m×45-90m)に比べてかなり広く(やや小さめのフィールドなら2面確保可能)、スタンドとの距離がある。スタンドは1層式でピッチ周囲を囲むように設けられている。メインスタンドは個別席(4,046席+身障者席4席)で、バックスタンド(6,160席)とサイドスタンド(10,833席)はベンチシート。屋根はつけられていない。 スコアボードは開設当初から磁気反転のもので、フリーボード式ではない得点表示専用のものであった。現在はフルカラーのLED方式に交換されている。 開催されたイベント・大会天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会は、本大会で福井県で試合を行う際には当会場が使用される。 日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)公式戦が開催されることもある。2000年まではジェフユナイテッド市原(現・ジェフユナイテッド千葉)[注釈 1]の試合がほぼ定期的に行われており、ホームゲーム4試合(リーグ戦3試合・カップ戦1試合)のほか、アウェイゲーム(セレッソ大阪・鹿島アントラーズのホーム)も開催されている。他に、ホームタウンから比較的近い名古屋グランパスとセレッソ大阪がリーグ戦各2試合を開催している。また、ジュビロ磐田とヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)もホームゲームを開催している。 J2リーグ発足後は2001年に横浜FCが、2007年に京都サンガF.C.とC大阪が各1試合、J3リーグ発足後は2014年にツエーゲン金沢が1試合開催した。2020年にはカターレ富山がホーム開幕戦を当会場で開催予定(Jリーグとしても6年ぶりの開催)としていた[6][注釈 2] が、新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえてJ3リーグの開幕が延期となったことを受け、開催予定から除外されている。 日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)は2011年にINAC神戸レオネッサ主催ゲームを公式戦を開催している。 その他の利用例としては以下のとおり。
そのほか、2002 FIFAワールドカップに出場したメキシコ代表がここでキャンプを行った。 その他の施設アクセス
脚注注記
注記
外部リンク
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