ブライアン・クランストン
ブライアン・クランストン(Bryan Cranston, 1956年3月7日[1][3] - ) は、アメリカ合衆国の俳優、声優、演出家。 来歴カリフォルニア州ハリウッドで生まれ、サンフェルナンド・バレーで育つ[4]。父は俳優のジョー・クランストンで[1]、兄のカイル・エドワード・クランストンものちに俳優となった[1]。 カノガ・パーク高校卒業[1]。当初は警察官になることを志していたが、短大在学中に俳優志望に転向し[5]、グラナダ劇場の舞台でデビュー[1]。ウェイターや警備員の仕事をしつつ[6][7]、テレビドラマの端役やコマーシャルへの出演などで演技のキャリアを重ねた[8]。 1994年からシットコム『となりのサインフェルド』に準レギュラー出演したのち、2000年からはシットコム『マルコム in the Middle』でメインキャラクターの一人を演じる。同作ではプライムタイム・エミー賞コメディシリーズ助演男優賞に3回ノミネートされ、複数のエピソードで監督も務めた。 2008年から2013年までテレビドラマ『ブレイキング・バッド』にウォルター・ホワイト役で主演する。プライムタイム・エミー賞ドラマシリーズ主演男優賞を4回受賞し、ゴールデン・グローブ賞ドラマシリーズ主演男優賞や全米映画俳優組合賞ドラマシリーズ男優賞も受賞した。 映像作品への出演と並行して舞台にも数多く出演しており、ブロードウェイで2014年に主演した『All the Way』と2017年に主演した『Network』ではトニー賞演劇主演男優賞を受賞している[9]。 人物1977年に作家のミッキー・ミドルトンと結婚するが、1982年に離婚[1]。1989年に『超音速攻撃ヘリ・エアーウルフ』での共演がきっかけで女優のロビン・デアデンと再婚し[1]、1993年に生まれた娘のテイラー・デアデンは女優となった[1]。 学生時代は野球に打ち込み、現在もロサンゼルス・ドジャースとロサンゼルス・ラムズの熱心なファンである[10]。 2020年3月、新型コロナウイルス感染症に感染した。軽度の症状で回復したが、少なくとも同年12月まで嗅覚に障害が残った[11][12]。 出演作品テレビドラマ
映画
テレビ映画
テレビアニメ
劇場アニメ
OVA
その他
参加作品
日本語吹き替え『ブレイキング・バッド』以降、牛山茂が大半の作品を担当しており、クランストンの吹き替え声優として知られている[16]。 このほかにも、金尾哲夫、内田直哉、土師孝也、原康義、菅生隆之なども複数回、声を当てている。 脚注
外部リンク
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