ムークアニメーション
株式会社ムークアニメーション(英: MOOK ANIMATION INC.)は、かつて存在した日本のアニメ制作会社。 概要・沿革トランス・アーツのスタッフ出身で、シンエイ動画で『忍者ハットリくん』、『パーマン』等で制作に協力していたパンメディアの制作プロデューサーだった熊瀬哲郎(熊瀬圓造)が、ネオ・メディア出身でパンメディアのアニメーターであった百瀬義行と共に、1986年に「株式会社ムーク」として設立したアニメ制作会社である。ミルクハウスドリーミング制作費を原資として活動を開始し、作品完成後百瀬義行はスタジオジブリに出向、熊瀬はC&Dの下請けとして海外作品を手掛ける。1990年代以降、ハンナバーバラ、HBO、ワーナーブラザーズ等のアニメ作品の外注が中心となり、2000年代以降は、他社からのグロス請けを開始した。2001年、商号を「株式会社ムークアニメーション」に変更(※当時、本社は東京都杉並区高井戸東3丁目19番8号に所在した)。2005年から元請としてロケットガールの制作を始めた。2006年8月には、映像コンテンツの制作会社であるDLEと資本提携する予定で、商号を「株式会社ムークDLE」(ムークディー・エル・イー)へ変更した。しかし、2008年にはDLEとの資本提携はDLEの資金不足により実現せず、同年8月1日には社名を「株式会社ムークアニメーション」に戻した[1]。なお、オリジナル作品『sin in the rain』制作を開始している。主にGONZO、マッドハウスからのグロス請け、およびアメリカ作品を中心に活動していた。 2010年、会社分割により港区虎ノ門に千葉 博巳を代表として、株式会社ムークソラティアアニメーションを設立。実制作部門はNEOピクチャーズ(東京)とソラティア(沖縄)、海外電送動仕事業はティー・エー・ピー(東映アニメーションのフィリピン支社である東映アニメーションフィリピンとは無関係)に分かれた。しかし、ソラティアは翌2011年にスペシャル版放送後にテレビシリーズとして制作していた『島んちゅMiRiKa』が予定の9月を過ぎても納入されず、同時期ソラティアが活動停止状態に陥る。2014年現在、NEOピクチャーズは表立った活動を確認できず、事業を継続しているのはティー・エー・ピーのみである。 多くの作品の場合「ムークアニメーション」「ムーク」「ムークDLE」「MOOK ANIMATION」「ムークソラティアアニメーション」「ムークソラティア」等の名義でクレジットされる。 主な作品テレビアニメ
OVA
制作協力
その他
脚注
外部リンク |
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