ボンズ (アニメ制作会社)
株式会社ボンズ(英: bones inc.[3])は、日本のアニメ制作会社。日本動画協会正会員。原作者としての表記は「BONES」。 概要『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』『機動武闘伝Gガンダム』『疾風!アイアンリーガー』『天空のエスカフローネ』『カウボーイビバップ』などの作品を担当していたサンライズ第2スタジオ[注釈 1]のスタッフが1998年10月に独立[注釈 2]。第2スタジオのプロデューサーだった南雅彦が代表となり、信頼を置くフリーアニメーターの逢坂浩司、川元利浩らを誘って設立した。 英語表記・原作者表記は「BONES」。英語の「bone(骨)」に複数形の「s」を付けたもので、設立当初8名ほどの骨のような会社に肉を付けていこうという思いから命名した[4]。また、歌謡曲「骨まで愛して」にかけて、「いろいろな人に愛してもらいたい」という願いもこめている[4]。 独立当初はサンライズ第2スタジオに間借りする形で、スタッフがサンライズ時代に関わっていた作品の劇場版(『エスカフローネ』と『カウボーイビバップ 天国の扉』)の実制作を請け負う。これらの作品には出資もしているため、サンライズやバンダイビジュアルと連名で製作にクレジットされている(『エスカフローネ』では製作協力)。また、南の元上司だった植田益朗は、これら作品にサンライズ側のプロデューサーとして参加している。 2000年に初の自社元請作品となる『機巧奇傳ヒヲウ戦記』を放送。以後、『鋼の錬金術師』『僕のヒーローアカデミア』などの原作もののアニメ化や、「エウレカセブン」シリーズなどのオリジナル作品を発表している。アクションなどの緻密な作画力、クリエイター主導型の作風がスタジオの特徴とされている[5]。 2008年、所属スタッフのリストがインターネットへ流出する騒動が起こった。これに対しボンズは、「社内管理情報ファイルが流出したものではない」とコメントしている[6]。 2018年1月、Production I.Gとともに、アメリカの映像配信サービスNetflixと包括的業務提携を発表した[7]。 『ラーゼフォン』(2002年)よりA・Bスタジオの2ライン体制となり、『鋼の錬金術師』(2003年)でCスタジオ、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』(2009年)でDスタジオを増設[8]。2010年1月に旧本社と同じ杉並区井草内の新社屋へ移転し、井荻駅周辺に分散していた各スタジオを集約した。さらに映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』(2017年 - 2021年)の制作にともない外部にEスタジオを開設した[9]。 2024年10月、「株式会社ボンズフィルム」(英: bones film inc.)を設立し制作部門を分離[10]。 作品履歴テレビアニメ
劇場アニメ
OVA
Webアニメ
ゲーム
制作協力
賞歴
関連人物アニメーター・演出家制作
関連項目脚注注釈出典
外部リンク
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