モンタ・エリス
モンタ(モンテ、モンテイ)・ジェローム・エリス(Monta Jerome Ellis, 1985年10月26日 - )はアメリカ合衆国ミシシッピ州ジャクソン出身のバスケットボール選手。NBAのゴールデンステート・ウォリアーズなどに所属していた。ポジションはシューティングガード。 経歴学生時代ジャクソンの地元高校であるラニアー高校に進学し、2005年にはパレードマガジン誌の最優秀高校生に、グレッグ・オデンと共に選出された。 NBA高校卒業後は大学進学せずにNBA入り。2005年のNBAドラフトにおいてゴールデンステート・ウォリアーズから2巡目40位指名を受けた。1年目の2005-06シーズン序盤はほとんど出場時間を得られなかった。しかし1月から徐々に出場機会を与えられるようになり、2月~3月には平均15分前後の出場時間を得るようになった。特にレギュラーシーズン終盤の4月14日には初先発し、35分間出場した。また、最終戦の4月19日のユタ・ジャズ戦では27得点8リバウンド、6アシスト、3スティールを記録して能力をいかんなく発揮させた。 オフのサマーリーグでは膝を故障したが、プレシーズンには昨季終盤の活躍を彷彿とさせる数字を残してアピールした。2006-07シーズンが開幕すると6試合目から先発に抜擢された。チームには司令塔でポイントガードのバロン・デイビスがおり、エリスはシューティングガードで出場。また、ヘッドコーチのドン・ネルソンの助言もあって状況に応じてポイントガードを務めるようになった。高卒2年目にしてスコアラーに成長し、11月18日、20日には2試合連続でキャリアハイとなる31得点を記録した。ベンチから多く出場したこのシーズン、MIPを受賞した。 2012年3月13日にアンドリュー・ボーガット、スティーブン・ジャクソンとのトレードでクワミ・ブラウン、エペイ・ウドゥと共にミルウォーキー・バックスへ移籍した[1]。 2013年7月23日にダラス・マーベリックスとの3年総額2,500万ドルの契約に合意した[2]。 2015年7月2日にインディアナ・ペイサーズとの4年総額4,400万ドルの契約の契約に合意した[3]。しかし、ペイサーズでの2年目が終了した2017年7月5日、ポール・ジョージの放出によるチームの方向転換により、エリスも退団を申し入れ、バイアウトで合意し、解雇された[4]。 なお、2019年にはワークアウトを行い、NBA復帰を目指している。 プレイスタイル191cmと小柄ながら運動能力の高い、オフェンシブなガード。優れたスピード、跳躍力を武器にカットインして得点を量産する「スラッシャータイプ」の選手である。外郭からの3Pシュートも確率は良いとはいえないながらも決めることが可能。ディフェンスではスティール能力も携えている。ややターンオーバーが目立つという欠点もある。 個人成績
NBAレギュラーシーズン
プレーオフ
脚注
外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia