株式会社リオン・ドールコーポレーション(LionDor Inc.)は、福島県会津若松市に本社を置く、食料品を主体としたスーパーマーケットチェーンの運営会社。CGCグループ加盟。
歴史・概要
1902年(明治35年)1月に喜多方町(現・喜多方市)にて「鍵本屋漆器店」を創業したのが始まりである[3][注釈 1]。
第2次世界大戦後に家業の漆器製造卸業の将来性が乏しいと見て洋品雑貨の販売に転業し[5]、1948年(昭和23年)11月に3代目小池嘉吉(かきち)が会津若松市大町にて洋品店「ライオン堂」を開業した[6][7]。
1950年(昭和25年)3月30日に「株式会社ライオン堂」を設立し、法人化した[1]。
2001年(平成13年)に「株式会社ライオン堂」から「リオン・ドール」に変更した[広報 2]。
福島県会津地方を中心に福島県中通り(福島市・郡山市・白河市ほか)、隣県の新潟県・栃木県・茨城県に展開しているスーパーマーケット。
かつては秋田県、宮城県へも出店していたが撤退。
会津地方を中心としたドミナント志向を強めており、福島県内ではヨークベニマルに次いで2番目に店舗数が多く、独立系のスーパーでは最も多い。[要出典]
主に会津地方では、ヨークベニマルや生活協同組合コープあいづ等が競合相手である。[要出典]
ライオン堂時代のロゴマークは、山口県、九州北部を拠点とするスーパーマーケット・サンリブ・マルショクグループと類似していた。ロゴの配色は全く同じで、「サンリブ・マルショクグループ」では、「L」部分が丸くなっているのに対して(サンリブでは、斜め線が入る)、ライオン堂では「L」部分が直角だった。[独自研究?]
年表
運営業態
現在
川俣店
(福島県伊達郡川俣町)
- Lion D'or(リオン・ドール) - SM(スーパーマーケット)業態。
- TSUTAYA
- 子会社「レオクラブインターナショナル」が運営するFC(フランチャイズ)運営。かつては、自社のブランド「レオクラブTSUTAYA」を冠していたが、近年の店舗では単に「TSUTAYA」と表記されるのみである。一部店舗には「レオクラブ」のついた看板の店舗が残っている。
- ドトールコーヒーショップ - FC運営、一部のリオンドール店舗内に併設。
- みんなの業務用スーパーLynx(リンクス) - 冷凍食品を中心に取り扱う。一部店舗はTSUTAYAのフロアを縮小して出店。
過去
ライオンドー時代のロゴマーク(旧・千石店)ライオンドー - SM業態、旧屋号。
- ライオンドーホームセンター
- アピシエール
- ASPIA(アスピア) - 衣料品専門業態。
- レオフード
- ファーストフードコーナー。かつては、若松店(後の神明通り店)だけではなく、駅前店・七日町店(旧店舗)などの小型の店舗にも、併設した店舗も多かった。
- イエローハット - FC運営。
- ブックオフ - FC運営。
店舗
過去の店舗
![[icon]](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1c/Wiki_letter_w_cropped.svg/20px-Wiki_letter_w_cropped.svg.png) | この節の 加筆が望まれています。 (2015年5月) |
- 店舗名の後ろについている×は現在建物が解体された店舗。
福島県
会津地方
会津若松市
リオン・ドール神明通り店(本部併設)
- 若松店→神明通り店×(会津若松市中町4丁目36[16]、1961年(昭和36年)12月1日開店[16] - 2020年(令和2年)9月16日閉店)
- 売場面積2,510m2[16]。
- 地上4階建てで、他店舗とは異なり、衣料品や専門店などが入るGMS業態であった。店舗裏側の野口英世青春通り側には専用有料駐車場があり、店内への出入り口も設けられていた。[要出典]
- 後年は売り場だった4階部分に本部が入居。衣料品・玩具売場だった3階はセリアが入居し、衣料品売場だった2階は2010年にファッションセンターアイとなった。[要出典]
- 建物の老朽化に伴う建て替えのため、2020年(令和2年)9月閉店。建物は解体されたが、空き地の状態が続いており、2022年現在は未着工のままである。[要出典]
- 入居していた本部は、同じ神明通りにあるリオン・ドールガーデン6階に移転した。
- 材木町店×(会津若松市材木町2-8-15[16]、1969年(昭和44年)5月27日開店[16])
- 売場面積1,140m2[16]→919m2[17]。
- 現在はみとみ学園本部。[要出典]
旧・千石店(会津若松市平安町)
- (初代)千石店×(会津若松市平安町[要出典]、1986年(昭和61年)10月15日開店[18])
- 売場面積約497m2[18]
- 近隣の滝沢店開店後も営業。その後、インターネットカフェになったが、2007年(平成19年)に発生した事件の影響もあり閉店し、建物解体後約10年間更地となる。その後2018年(平成30年)9月13日に南側の敷地を旧店舗時代より拡張し、新築オープンした。[要出典]
- レオクラブ千石店×(会津若松市平安町)
- 千石店(初代・旧店舗)内に同居。レオクラブ閉店後は、千石店(旧店舗)の生鮮食品売り場の一部として増床。[要出典]
- ライオンドーホームセンター西若松店→イエローハット西若松店
- レオクラブ西若松店×
- レオクラブ一号店。当初は、ライオンドーホームセンター西若松店内に同居。イエローハットに業態転換する際に、右隣に新築移転。[要出典]
- レオクラブ駅前店×(会津若松市中央3丁目)
- 駅前店の裏側にあった。閉店後、フィットネスクラブとなったが、2018年(平成30年)4月に解体し、駅前店の駐車場となった。[要出典]
旧・七日町店(会津若松市西七日町)
喜多方市
- (初代)喜多方店→喜多方南店×(喜多方市3丁目4782[16]、1963年(昭和38年)12月1日開店[16])
- 売場面積1,230m2[16]→2,519m2、2階建て[20]。
- 建物解体後は長年駐車場であったが、現在は喜多方腎泌尿器クリニック。[要出典]
- 仲町店→喜多方店(2代目)→喜多方仲町店×(初代、1981年(昭和56年)12月開店[21] - )
- 平屋建て、屋上駐車場併設。[要出典]
- 元々ジャスコ喜多方店が進出する計画であったが、1977年(昭和52年)4月に出店を断念し、当社に用地を譲渡した店舗であった[22]。1981年12月に、屋上駐車場を完備し、専門店を入れた平屋建ての店舗として開店。[要出典]
- 途中で、喜多方店→喜多方仲町店に店名変更し、2005年(平成18年)頃に建て替えられた。[要出典]
その他
中通り
株式譲渡前の「わしお生活応援館(とぴあ店)」[要出典]。
わしおの出店前は「とりせん白河店」[要出典]。
- ライフポートわしお東店(西白河郡東村深仁井田刈敷坂11(現:白河市))
- 株式譲渡後の「わしお」(リオン・ドールの子会社)として営業していた店舗。エコスグループが営業を引き継ぐことが決まり、リオン・ドールへの転換が見送られたため、2018年(平成30年)3月25日閉店。現在はTAIRAYA白河東店。[要出典]
新潟県
「長崎屋 新津店」の食品売場に「長崎屋店」として出店[要出典]。2009年(平成21年)9月の長崎屋撤退後も建物は「ベルシティ新津」として存続、同店も「ベルシティ店」に改称し営業を継続した[要出典]。
栃木県
秋田県
- 秋田店×(秋田市仲通4-7-35[51]、(1964年(昭和39年)12月20日開店[51] -2001年閉店?)
- 売場面積840m2[51]
- 同社の県外一号店。日用品のみの取り扱い。
宮城県
- 高森店(仙台市泉区高森7-2、2005年(平成17年)3月 - 2006年(平成18年)1月)
- 同社の宮城県一号店。ショッピングガーデンキャラウェイの核テナント開店。[要出典]
- 藤崎スーパーマーケット撤退後の居抜出店。
関連会社
- 株式会社北関東リオン・ドール
- 株式会社小池
- 株式会社レオクラブインターナショナル(リオン・ドール店内などに一般書籍とレンタルビデオ・CD店の「TSUTAYA」を運営)
- 株式会社諏訪ストア
- 株式会社ヤオハン
- 榮川酒造株式会社 - 2021年6月に81%の株式を取得。
- 株式会社にいつフード
かつての関連会社
脚注
注釈
- ^ 「鍵本屋」は漆器や蒔絵の他、漆液や雑貨なども取り扱っていた[4]。店主の小池嘉吉は喜多方漆器業協同組合評議員を務めた[3]。
- ^ 2005年(平成17年)4月1日からは、周辺町村の合併に伴い、阿賀町津川。
- ^ 現在の喜多方市塩川町
- ^ ユニバース傘下になるまではCGCグループには属していなかった。また、ポイントカードはリオン・ドールのものと同一であるが、ポイント券はグリーンスタンプではなく独自のものを採用している(以前、ポイントカードシステムをブルーチップに加盟していたが、現在は同社の加盟店契約を解除している)。
出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
- ^ a b c 会社概要 - 株式会社リオン・ドール コーポレーション 2023年11月27日閲覧。
- ^ リオン・ドールの歴史 - 株式会社リオン・ドール コーポレーション 2023年11月27日閲覧。
関連項目
外部リンク
|
---|
北海道 | | |
---|
東北 | |
---|
関東 | |
---|
北陸・甲信越 | |
---|
東海 | |
---|
近畿 | |
---|
中国 | |
---|
四国 | |
---|
九州・沖縄 | |
---|
離脱企業 | |
---|
関連項目 | |
---|
注釈
*1親会社もスーパーマーケットを経営しているものの、CGCは非加盟。 *2マルイグループだが、中国経営合理化チェーンには非加盟。 *3スーパーマーケットではなく、弁当販売店・飲食店・惣菜メーカー。 一覧・ カテゴリ |