リチャード・リンクレイター
リチャード・リンクレイター(Richard Linklater, 1960年7月30日 - )はアメリカ合衆国の映画監督、脚本家、映画プロデューサー、俳優。 経歴
テキサス州ヒューストン出身。サム・ヒューストン州立大学で学んだ。高校、大学と野球部に所属[1]。その体験が、『バッド・チューニング』、『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』に反映している。野球で奨学金をもらっていたが、病気のためプレイを断念した。 1990年代にインディペンデント映画界から頭角を現した。1995年の『恋人までの距離』で、ベルリン国際映画祭の監督賞を受賞。 作品の多くは1日の出来事を扱っており、ヒューストンを舞台にしていることが多い。インディペンデント映画とハリウッド映画(大手プロダクションのメジャー映画)の両方で監督を務めることができる器用な映画監督である。インディペンデントから完全にハリウッドに移行する映画監督が多い中、彼は両方を行き来することができる。 『テープ』ではワンロケーションの人間ドラマを撮り、『ウェイキング・ライフ』では哲学的なアニメーションを撮り上げた。また『スクール・オブ・ロック』のようなファミリー向け作品も得意としている。 2014年の『6才のボクが、大人になるまで。』では、ベルリン国際映画祭の監督賞、第80回ニューヨーク映画批評家協会賞・監督賞[2]、第40回ロサンゼルス映画批評家協会賞・監督賞[3]、第18回トロント映画批評家協会賞・監督賞[4]、第72回ゴールデングローブ賞・監督賞[5]を受賞。 2019年、スティーヴン・ソンドハイムのミュージカル『メリリー・ウィー・ロール・アロング』の映画化作品を監督することが発表され、 『6才のボクが、大人になるまで。』と同様に数年にわたって撮影されることになったが、原作ミュージカルやその原作戯曲と同じように時系列を逆にして描かれる[6]。 俳優のイーサン・ホークと仕事を共にすることが多い。 フィルモグラフィー監督作品
ドキュメンタリーへの出演
脚注
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia