伊藤優輔
伊藤 優輔(いとう ゆうすけ、1997年1月14日 - )は、東京都荒川区出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。 経歴プロ入り前荒川区立尾久八幡中学校では軟式野球チームの荒川ウェーブに所属し、3年夏に関東4強[2]。 都立小山台高校では1年からエースナンバーを背負い、2年秋の都大会では堀越、早実、日大豊山を撃破するなどの活躍で8強進出[3]。3年春には21世紀枠で第86回選抜高等学校野球大会に出場。1回戦で中山翔太ら擁する履正社と対戦し先発するも、8イニング11失点を喫し初戦敗退[4]。3年夏の東東京都大会も準々決勝まで進むが、清水昇や郡拓也擁する帝京高校に敗れた[5]。 中央大学では1年春から登板し、通算39試合登板、8勝13敗、防御率4.34。 三菱日立パワーシステムズ→三菱パワーでは、入社1年目に出場した日本選手権において、トヨタ自動車戦で2回を無失点に抑える好救援するなどチーム8強進出の原動力となり注目された[6]。 2020年10月26日に行われたドラフト会議において読売ジャイアンツから4巡目で指名され、12月8日、契約金5000万円、年俸1000万円で仮契約した(金額は推定)[7]。背番号は56[8]。担当スカウトは円谷英俊[9]。都立小山台高校出身者としては初のプロ野球選手となった[10]。 巨人時代2021年、5月15日のロッテとの二軍戦で公式戦初登板を果たしたが[11]、その後に右肘痛で離脱[12]。9月11日の三軍戦で実戦復帰した[12]。一軍登板はなく、二軍では16試合に登板し、0勝2敗、防御率4.30を記録[12]。11月1日に右肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けた[12]。11月15日、育成契約への移行を前提として自由契約とすることを通告された[13]。12月9日、100万円減となる推定年俸900万円で育成選手として再契約した[14]。背番号は056に変更された[15]。 2023年は4月28日に三軍のシート打撃での登板を果たした[17]。5月24日に三軍での実戦登板を果たすと[18]、9月12日に二軍でも登板を果たした[19]。 2024年は二軍のクローザーとして29試合に登板し、3勝0敗9セーブ、防御率0.90を記録[20]。7月24日に再び支配下契約を締結した[21]。背番号は52[20]。同年は8試合に登板し、0勝0敗1ホールド、防御率1.04を記録[22]。11月13日、120万円増となる推定年俸820万円で契約を更改した[22]。 ソフトバンク時代2025年1月16日、甲斐拓也のFA移籍による人的補償として、福岡ソフトバンクホークスに移籍することが発表された。背番号は42[23]。前身のダイエー時代を含み、ホークスが相手球団に人的補償を求めたのは初となった[24]。 選手としての特徴・人物しなやかなフォームからバランス良く投げ込む右の本格派投手[25]。ドラフト指名後に出場した第91回都市対抗野球大会(ENEOSの補強選手として出場)において、2020年11月28日に自己最速を3km/h更新する156km/hを計測[10]。最も自信のある球に直球、次点にカットボールを挙げ、その他にもフォーク、スライダー、カーブなどを投げる[26]。 幼少期から大の巨人ファンで、上原浩治のファンであった[27]。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号脚注
関連項目外部リンク
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