儀武ゆう子
儀武 ゆう子(ぎぶ ゆうこ、1981年[3][4]1月28日 - )は、日本の女性声優、構成作家、司会者、ナレーター。 フリーランス。沖縄県島尻郡与那原町出身[1]。 概要人物・来歴以前はエーエス企画、ホーリーピーク、元氣プロジェクト、Breathe Arts(業務提携)に所属していた。2005年1月にアニメ情報番組『Club AT-X』にてリポーターとしてテレビ出演。その後同年4月よりテレビアニメ『こいこい7』にてメインキャラの役を抜擢され一部で人気を博す。同年7月には同作品で共演した二宮圭美(現在は声優業を引退している)と声優ユニットBooNo(ブーノ)を結成したが、2007年12月31日に解散した。 BooNoが解散してパートナーを失った2008年は自分1人でどこまでやれるかと決意を新たにし、ブログ更新を中断した。2009年に1年ぶりにブログを更新し、その年の目標に「ブログを多く更新したい」を挙げた。 親交の深い人物は、声優ではかかずゆみ、伊藤亜矢子、白石涼子、矢作紗友里、大浦冬華、釘宮理恵、宮崎羽衣、堀江由衣、福井裕佳梨、緒方恵美、竹達彩奈、阿澄佳奈、井口裕香などがおり、声優以外では佐藤順一・恭野夫妻、音楽ユニットmarbleと非常に親交が深い。 2016年10月26日、自身のブログにて第1子妊娠を公表[6]。翌年3月29日に女児を出産[7][8]。 エピソード18歳の頃に沖縄から上京。声優として活動する以前は、イベントのMCや地方ケーブルテレビのリポーターなどの仕事をしていた。現在もその経験を生かして、アニメの特別番組のリポーターやイベントのMC。さらに後述する放送部での経験から、アニメーション関連のラジオ番組の構成作家を担当することがある。 テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』のアンパンマンの声と『ゲゲゲの鬼太郎 (テレビアニメ第3シリーズ)』の鬼太郎を同じ人が演じているとテロップで見て気づいた戸田恵子に「こんな仕事をする人がいるんだ」と感銘を受ける[1]。 アニメ、漫画が好きだったため、子供の頃は「登場人物として物語の中に入りたい」と思っていた[9]。その後、「それは無理だ」と悟り「じゃあどうすればいいんだ」となっていた時に「声優になればキャラの声としてアニメの中に入れるじゃん!」と気付いて、声優を目指した[9]。 出身校は与那原東小、与那原中、知念高校[1]。同高校を選んだのは当時放送部が華やかだったから[1]。高校生の頃は放送部に属し、2年生以降はNHK杯全国高校放送コンテスト、九州高校放送コンテストそれぞれの県大会にて毎年アナウンス部門で優勝[1]、全国大会では5位に入賞した。 放送部の活動でテレビやラジオの番組作りにも携わり制作の楽しさを知り、高校2年生の時から戦隊ヒーローものの子供ショーの司会や与那原まつりのアナウンスも担当していた[1]。高校卒業後すぐに上京するが、最初のうちは声優にはほど遠い毎日で企業の事務や飲食店のアルバイトをしていた[1]。 『風雨来記2』の出演とともに、同作スタッフたちの方言指導もしている。その後、奄美大島が舞台となる『うみものがたり 〜あなたがいてくれたコト〜』や沖縄県南城市が舞台の『白い砂のアクアトープ』[10]でも、自ら出演するとともに、方言指導を担当している。 BooNo解散後も二宮との交流は続けており[11]、2013年2月7日の本気!アニラブでは二宮をゲストに呼んでいる。 『たまゆら』では、当時キャストに内定していなかった(というかオーディションにすら呼ばれていなかった)にもかかわらず、監督の佐藤順一の取材旅行を追い掛けて、広島県竹原市まで自腹で同行し、その道中がたまゆら公式サイトで「たけはらんど」として公開された。この時出演を懇願したことが功を奏し、最終的にはメインキャラクターの1人である桜田麻音役に抜擢された。なお、佐藤監督はこの時の儀武の司会としての能力を高く評価しており、桜田麻音役に当初は儀武を起用する予定ではなかったものの、何かの役(犬や猫の役)で起用する構想は持っていたという。 『たまゆら〜hitotose〜』の第4話に出てくる桜田麻音による落書きは、儀武が子供の頃に実家の柱に描いたものがそのまま使われており[12]、そのためこの回のエンディングテロップには原画で儀武の名前がクレジットされている。 松来未祐と親交が深く、2016年2月4日にTBSで放送された『NEWS23』で、松来が慢性活動性EBウイルス感染症で死去したニュースを報じた際、松来の親友であった儀武が出演して当時の壮絶な闘病生活の様子と松来を失った悲しみを涙ながらに語っている[13][14]。 出演太字はメインキャラクター。 テレビアニメ
劇場アニメ
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Webアニメ
ゲーム
ドラマCD
吹き替え映画
テレビドラマアニメ
舞台ラジオ※はインターネット配信。
テレビ
DVD
CM
その他
脚注シリーズ一覧
出典
外部リンク
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